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「国民の祝日に関する法律」について考える
明治日本は長い歴史と伝統を引き継いで祖国が「天皇の国」であることを自覚した。それを新たな国づくり(近代日本建設)のための「国民統合の物語」としてきた。それは国民の元気の素になり、近代国家を建設していくための精神的なエンジンになった。 戦後日... -
渡邉尚久校長の歴史授業「日本の神話(1)」
わが国は戦争に負けてから学校で神話を教えることを禁じていました。小学校の歴史教育で神話を教えてもよくなったのは平成10年の学習指導要領からです。しかも「我が国の建国についての考え方に関心を持たせる」とあり、これは「建国神話をちゃんと教えま... -
和の文化いっぱいの教室~彩のある毎日~
友人の渡邉育美先生が素晴らしい実践報告をしてくれています。 ちょっと見ない間に感動的な教育実践家に成長されていてびっくり!感動しました。渡邉先生は大宮で毎年行っていた「日本が好きになる!歴史授業講座」を最初から最後まで支えてくれた大恩人で... -
「皇国史観」と「日本が好きになる!歴史授業」13 (授業づくりのなかで 9 頼朝の授業まで)
乙巳の変で蘇我宗本家は倒れました。実際に蘇我氏に皇位簒奪(易姓革命)の意思があったかどうかは確証はありませんが、授業は日本書紀の記述に従って教材化しました。中大兄皇子と中臣鎌足らによるクーデターが成功して「天皇中心の国」という聖徳太子の... -
「皇国史観」と「日本が好きになる!歴史授業」12(授業づくりのなかで 8 大化の改新の授業・排除の思想と共存の思想)
戦前の教科書の乙巳の変の記述はこんな感じです。明治44年(1911年)版「尋常小学校日本歴史」です。余談ですがまだこの時代は「日本歴史」ですね。 (注)明治33年制定の小学校令は、当初教科目名を日本歴史としていた。 しかし、大正9年からの国定教... -
今年も素晴らしい追試実践研究が始まっています!(兵庫県)
神戸の小山先生もいい感じです♪ 写真を送ってくれました。意見をまとめたり、学びを振り返ったりする力がついてきているのがわかります。 参考までに。 4日の問題は「巨大な古墳を実際に土や石を運び造ったのは、大勢の民衆でした。彼らはどんな思い古墳を... -
今年も素晴らしい追試実践研究が始まっています!(千葉)
今年は渡邉校長が熱い ぜひこの実践を刮目して見ていてほしい。 ありがたいことです。 こういう傑出した教育者がぼくみたいなちゃらんぽらんなヒトの仕事を継承してくださるのが不思議ですね。 たぶん日本が凄いからだろう 以下渡邉先生は引用です。 船橋... -
「皇国史観」と「日本が好きになる!歴史授業」10(授業づくりのなかで 6)
「日本が好きになる!歴史全授業」は文科省学習指導要領に準拠してつくることを基本としてきました。現役の小学校教員だったからです。何よりもまず自分の仕事をより楽しく実りあるものにするためにつくってきました。公務員ですから教育基本法以下の法令... -
「皇国史観」と「日本が好きになる!歴史授業」8(授業づくりのなかで 4)
青年時代の聖徳太子は仏教礼賛でありチャイナの漢字文明への強い憧憬を抱いていた。 二十歳で推古天皇の皇太子・摂政になってすぐにやったのは「仏教興隆の詔」だった。掘っ立て柱建築しかなかった飛鳥や畿内に仏教伽藍が建てられていく。柱は頑丈な石の上... -
「皇国史観」と「日本が好きになる!歴史授業」7(授業づくりのなかで 3)
縄文と弥生はまあ仕方がないとしても、「古墳時代」というのはどうなんだろう。古墳時代を箸墓古墳から始めるけれど、その前にも円墳・方墳その他の多様な古墳の時代があった。弥生の墳丘墓はどうなのか? 始まりだけじゃない。飛鳥時代だってまだ古墳の...