その他の記録– category –
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「日本が好きになる!歴史授業』の話いろいろ ③国民を育てる
①の「導入の授業」の話は歴史授業の教育目標にかかわっています。ぼくたちは歴史授業で「国民を育てる」ことを大事にしています。民主主義国日本を支えるのは自分を「国民」と自覚できる日本人だからです。それがないと民主主義という政治体制は支えられま... -
『名前詩集』(1995年8月8日刊 私家版)
その年は歴史授業つくるために「自由主義史観研究会(藤岡信勝代表)」を立ち上げた年でした。それまではごく常識的な教師として楽しい授業・わかるできる授業をめざしていた。一般の教員とちょっとだけ違っていたのは月間『授業づくりネットワーク(藤岡信勝... -
「日本が好きになる!歴史授業」の話いろいろ②授業方法について
入門の授業で歴史が自分事になり、学ぶ意欲も高まっても、授業がつまらなければ元の木阿弥です。また自虐的でない、良い内容教えれば、それだけで子供たちはついてくるとも思えませんでした。ぼくのなかでは授業の方法・学習の方法がキーポイントでした。... -
「日本が好きになる!歴史授業」の話いろいろ ①歴史入門
まず最初の授業で歴史入門をします。これは「なぜ昔のことを学ぶのか?」に答えを出して、歴史というのは他人事(’ひとごと)の知識ではなく我が事(自分事)なのだとわかる授業です。 こんなスライドから始めます。 上に上に追いかけて行って、膨大な数の... -
パワポ・スライド「命のバトンと国づくりのバトン」を一部修正しました
修正したのは歴史入門の「命のバトンと国づくりのバトン」です。 この授業の命のバトンの話は、「縄文時代からずっと自分の先祖が日本列島のどこかで生きていた」というストーリーになっていました。それは弥生時代への変化は文化的なものが主であり人的な... -
有難いコメントがありました
★昨日の投稿にコメントを頂けましたので紹介します。 歴史学習サイト「歴史人物学習館」館長の安達弘さん じつは斎藤先生の歴史授業は社会科じゃない、などと言っているのは頭のカタイ日本の社会科教師だけです。 アメリカの社会科教育のテキストには「歴... -
実際の社会科歴史授業は3種類あります
戦前の「国史」の授業が実際はどうだったのかよくわかりません。皇国史観というと戦時中の教育のイメージが強い(そう刷り込まれてしまった)のですが、そのとき総力戦を戦っていた国はどこも呑気な教育をやっていたわけはなく、どの国も本気で愛国教育を... -
日本が好きになる!歴史授業講座Season11の日程が決まりました
昨年お休みした「にほんがすきになる!歴史授業講座」Season 11の日程が決まりました。以下の通りです。 ーーーーーーオリエンテーション 4/5(土)夜・・・オンラインのみ(無料)①4/19(土)②5/17(土)③6/21(土)④7/19(土)⑤8/30(土)⑥9/20(土)⑦10/18(土)... -
歴史授業改革は教育の常識から始まった
中国共産党軍のプロパガンダ壁絵が小学生の歴史教科書にドーンっとのているのを見て、おかしいと思わない非常識が教育界や文科省を覆っていた話を昨日書きました。 こういう教育はおかしいだろ?と立ち上がったのですが、大多数の日本人は正しいと考えてい... -
いまから30年前歴史授業をつくり始めた
先日、1995年当時の小学6年生の社会科教科書について、スライド一枚にまとめました。 【注】左の資料(絵)は当時のメジャーな教科書に大きく掲載されていたもので、全国の6年生の多数がこの絵で勉強していました。中国人の女性が裸にされて柱に縛り付け...