その他の記録– category –
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続続・奈良をたずねて33054歩(若井敏明『神話から読み直す古代天皇史』)
若井敏明『神話から読み直す古代天皇史』(洋泉社歴史新書)にこうある。 ・・・纏向遺跡の発見である。この遺跡は邪馬台国との関連で論じられたり、報道されることが多いが、じつは崇神天皇時代の王宮らしいというのが大切なのである。(中略)崇神の王... -
奈良をたずねて33054歩
11月29日(火)~31日(木)まで奈良に行ってきました。そうだ!正倉院に行こう ということで一人旅のはずだたが、ふだんはお友達との旅行が好きな房子さんがめずらしく「行く」と言い出して大旅行(というほどでもないがぼくにとってはw)になった。たち... -
「ひみつの朝の会」中嶋敏恵さんの天才ノート!
送ってもらってビックリ仰天。楽しくて感動したので紹介します。先日友人の中嶋さんがやっている「ひみつの朝の会」というのに参加したら、ぼくの歴史授業講座のことが話題になっていました。その話の流れで、このノートの話が出てきたので送っていただき... -
スリランカの独立(2017.2.2 セナカ・ウイィーラトゥナ)
◆西村幸佑さんのブログから、スリランカ人弁護士が新聞に投稿した文章(日本語訳)を紹介します。 ******************************************** スリランカの独立 ――日本が第二次世界大戦に参... -
南北朝正閏問題に学ぶ 8 (まとめ)
あっちこっちしてしまってわかりにくかったでしょうが一応何があってどうなったかは書けたと思いますので、そいろそろまとめます。また なんで今頃南北朝正閏問題なんてやってるのか?意味が分からんというコメントをいただいています。ここでそれにも答... -
むかし小学校にあった二宮金次郎像の盛衰
小学校にあった二宮尊徳像の盛衰がわかった(たぶん)。 ブームになったのは昭和3年(1938)でした。愛知県の石工組合と愛知県の鋳物組合が「小学校に寄贈しましょ!」キャンペーンをやったのがきっかけだそうです。意外と新しい。 これは世界でも珍しい民... -
南北朝正閏問題に学ぶ 6
文科省国定教科書が南北朝を並立のかたちで記述したことへの代表的な批判は次のようなものです。 「水戸義公(光圀)以来確定したる史論にもかかわらず、国定歴史教科書は、三上、喜田両博士の意見により、ことさらに、南北朝を対立して、その正閏を定めず... -
南北朝正閏問題から学ぶ 2
第一期・第二期ともに国定教科書「日本歴史」の執筆者は文部省の喜田貞吉、監修は三上参次帝国大学文学部助教授だった。今回はこの二人が「南北朝に軽重をつけない記述にしたのはなぜか」について書いてみたい。 国定の前の検定教科書の大半が「南朝正統論... -
生きのびし兵も傘寿や開戦日(もとじ)
地元の護国神社にお参りして、大東亜戦争の戦没者を追悼し、平和を祈念してきました。大宮公園です。式典の準備がされていて、街宣車が2台とまっていました。 でも今日のブログは生き残った人の話です。 上野で八百屋の丁稚奉公をしていた父は開戦を知っ... -
朝廷は律令制をどう取り入れたのか?
◆以下は大津徹『律令制とはなにか』(山川出版社・日本史リブレット73 2013)に学んだものです。もし価値ある内容があればそれは大津氏の学問に基づいています。しかしだいぶ自分の関心に引き寄せて読んでいるので間違いもあるかもしれません。間違いがあ...