齋藤武夫– Author –
齋藤武夫
昭和24年、埼玉県生まれ。昭和59年、大宮市の小学校教員に採用される。大宮教育サークルを設立し、『授業づくりネットワーク』創刊に参画。冷戦崩壊後、義務教育の教育内容に強い疑問を抱き、平成7年自由主義史観研究会(藤岡信勝代表)の創立に参画。以後、20余年間小中学校の教員として、「日本が好きになる歴史授業」を実践研究してきた。
現在は授業づくり JAPAN さいたま代表として、ブログや SNS で運動を進め、各地で、またオンラインで「日本が好きになる!歴史授業講座」を開催している。
著書に『新装版 学校で学びたい歴史』(青林堂)『授業づくりJAPANの日本が好きになる!歴史全授業』(私家版) 他、共著に「教科書が教えない歴史」(産経新聞社) 他がある。
【ブログ】
齋藤武夫の日本が好きになる!歴史全授業
https://www.saitotakeo.com/
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続続・奈良をたずねて33054歩(若井敏明『神話から読み直す古代天皇史』)
若井敏明『神話から読み直す古代天皇史』(洋泉社歴史新書)にこうある。 ・・・纏向遺跡の発見である。この遺跡は邪馬台国との関連で論じられたり、報道されることが多いが、じつは崇神天皇時代の王宮らしいというのが大切なのである。(中略)崇神の王... -
続・奈良をたずねて33054歩(雄略天皇初瀬朝倉宮伝承地)
2日目 午前中はメイン・イベントの正倉院展。これについては本ブログに雑文を書いたので省略します。 午後はJR桜井線で桜井まで行きタクシー乗り場で観光をお願いしました。 リクエストしたのは南東から順番に①第21代雄略天皇初瀬朝倉宮(はつせあさくら... -
奈良をたずねて33054歩
11月29日(火)~31日(木)まで奈良に行ってきました。そうだ!正倉院に行こう ということで一人旅のはずだたが、ふだんはお友達との旅行が好きな房子さんがめずらしく「行く」と言い出して大旅行(というほどでもないがぼくにとってはw)になった。たち... -
続・そうだ!正倉院に行こう
パンフがなくなってしまい、図録も買わなかったので、記憶がぼんやりしてきました。なので、あとは思い浮かぶことだけサラッと行きます。 ・ガラス製のおさかなくんが藍・黄・緑・深緑と4つ(写真)あってこれがとてもかわいくて、いまでもいけそうでした... -
そうだ!正倉院展に行こう
ということで第76回正倉院展に行ってきました。奈良国立博物館。 正倉院展は四日市に住んでいた時に同僚たちとドライブがてら来たことがあった。もう16年前くらいになります。そのときは行列が博物館の周りをぐるっとしていて入るまでに2時間くらいかかり... -
明治維新は「復古」をうたったこと & 復古=近代的神社の誕生
宣長は短歌の実作者として歌道の伝統や儒学・仏教思想の入った考え方に違和感を持っていた。そこに契沖や荻生徂徠の実証的な方法論に学んでその違和感に挑んだ。それが歌論や源氏物語論に結晶する。それについてはこれまで素描してきた。直接の師は賀茂真... -
「ひみつの朝の会」中嶋敏恵さんの天才ノート!
送ってもらってビックリ仰天。楽しくて感動したので紹介します。先日友人の中嶋さんがやっている「ひみつの朝の会」というのに参加したら、ぼくの歴史授業講座のことが話題になっていました。その話の流れで、このノートの話が出てきたので送っていただき... -
前半期の本居宣長のこと(先崎彰容『本居宣長』を読んで) 2
宣長や真淵ら国学の本質は「日本を発見した」ということよりも、古代の和語で書かれた歌・物語・古事記をシナ漢字文明と一体化してしまった常識(漢意・からごころ)から解放して「読めるようにした」ことだと思う。「日本の発見」までいうとまたそこにで... -
前半期の本居宣長のこと(先崎彰容『本居宣長』を読んで )
この本は人物本居宣長の前半生を公平に描くのが目的であり、「もののあわれと日本の発見」について論じるのが直接の目的ではなかったようだ。その点ではちょっと思い違いをしていて、副題への期待が大きすぎた。読了して少し肩透かしを食らったような気分... -
藤岡先生の歴史講座がいよいよ「昭和」へ
昨年から始まった藤岡信勝先生の「塾人・先生・大人のための歴史講座」がいよいよ近現代史の佳境に入ってきました。前回は「日清・日露戦争」でした。次回から第一次世界大戦~昭和の戦争と進んでいきます。 https://www.youtube.com/watch?v=onpvWVKIsg4&...