昭和の戦争ノート16



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近衛新体制と社会主義リアリズム

鈴木庫三は富裕階級と貧困階級のあるのを憎んだ。
教育が富裕層にだけ与えられて、
貧困階級に与えられないのを憎んだ。

市場経済よりも統制経済、
さらには配給経済の方がより公平であると主張した。

高度防衛国家を建設するためには、
自由主義的・個人主義的な美意識は無用だと考えていた。

鈴木の本やパンフレットの装丁は、
以下のようなものであった。

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ハンマーと鋤と稲穂。
筋肉と指差しポーズ。

これらは、まさに、
社会主義リアリズムの趣味であった。

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この記事を書いた人

昭和24年、埼玉県生まれ。昭和59年、大宮市の小学校教員に採用される。大宮教育サークルを設立し、『授業づくりネットワーク』創刊に参画。冷戦崩壊後、義務教育の教育内容に強い疑問を抱き、平成7年自由主義史観研究会(藤岡信勝代表)の創立に参画。以後、20余年間小中学校の教員として、「日本が好きになる歴史授業」を実践研究してきた。
現在は授業づくり JAPAN さいたま代表として、ブログや SNS で運動を進め、各地で、またオンラインで「日本が好きになる!歴史授業講座」を開催している。
著書に『新装版 学校で学びたい歴史』(青林堂)『授業づくりJAPANの日本が好きになる!歴史全授業』(私家版) 他、共著に「教科書が教えない歴史」(産経新聞社) 他がある。

【ブログ】
齋藤武夫の日本が好きになる!歴史全授業
https://www.saitotakeo.com/

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