地方議会でようやくしっかりと正論を発言できる議員が現れてきました。心ある地方議員の皆様はぜひ若松議員の後に続いていただければ幸いです。またそれに反対の意見があればしっかり戦わせてください。
【注】若松議員の質問は下記参照
そして教育委員会は「なぜその教科書がよいのか」をきちんと言葉にしなければなりません。
子供のためにそれがよいと考え、国のためにそれが正しいと考えて、役人も政治家も行動しているのだという事実を、国民に見せるべきです。それが議論です。
そうでないと、国民はどちらが正しいのかを考えることも判断することも出来ません。そういう議論がないから国民は政治に関わることが出来ないのです。
双方が自分が正しいと考える異なった考えがある。
それが「国をよくする」という目的をもって意見を戦わせる。それが議論です。大正時代までは日本にもあった、それが議論です。
議論をやらない議会が日本の民主主義を否定してしまっているのです。これは国会も同じです。
始めから正しい意見と間違った意見があるのではありません。
大事なのは、同じように国を思いながら異なる意見があることを国民の前にしっかり見せることです。
そうでないと国民はどちらが正しいかを選ぶことが出来ません。
だから、国民は自分の意見を持てず、メディアのつくる空気に流され、主権者として国を動かすことが出来ません。
地方議会が日本の民主主義の学校になりますように!
千葉県八千代市議会における若松議員の質問
00:00:02
本市で採択されている小学校社会教科書の出版社について質問いたします。この出版社の名前を教えてください。現在使用している小学校社会科教科書は、歴史編を含め東京書籍の教科書を採択しております。ただいまご答弁いただいた東京書籍の新しい社会力歴史編について、有識者から以下のような問題点が指摘されています。
00:00:33
まず、
①戦争に至った理由を正しく書かない。
②旧日本軍の兵士を侮辱する。
③何々させられたという表現を多用する。
④北海道、江戸地を日本の平等ではないかのように記述する。例として以下のような記述をご紹介します。
例1、日本は1940年に石油などの…東南アジアに軍隊を進めました。また、ドイツ、イタリアと軍事同盟を結び、アジアの地域を支配しようとしました。
00:01:10
これは、そもそも東南アジアを直面地支配していたのは、欧米列強諸国です。
例2、東南アジアを専用する日本軍。東南アジアの各国に軍を進めた日本は、次々と占領地を広げていきました。これは、日本は、ABCD法運動によって、やむなく石油資源の確保に動き出したりすぎません。
例3、首都の南京を占領した時、武器を捨てた兵士や、女性や子供を含む中国人が虐殺された。
00:01:45
この記述は、これまで何度も言ってまいりましたが、南京事件というものは存在しません。最近攻略戦による戦闘で亡くなった兵士と、最近入場後の総統作戦で亡くなった、残党兵士と、最近入場後の総統作戦で亡くなった残党兵士、この兵士と、最近入場後の総統作戦で亡くなったのは、一般市民は安全地区で保護されていたんです。
例4、戦争と朝鮮の人々、強制的に連れてこられ、工場や鉱山などでひどい条件で厳しい労働をさせられました。これは東京都新宿にある産業遺産情報センターをぜひ一度見学してみてください。
00:02:22
ここには一時資料が展示されています。ここで先にお配りしました資料の下段にある図2から4をご覧ください。図4に江戸時代に日本町のあったところの東南アジア地図、図3、江戸時代の産金交代の地図、図4、廃藩地権後の日本地図などに北海道、江戸地が正しく描かれていません。江戸時代、松前藩が幕藩体制の下で江戸地を管理していたのは歴史的事実です。
00:02:54
なぜわざわざ子どもたちに誤解を与えるような形になっているのでしょうか。さらに、明治維新と北海道、沖縄の記述では、アイヌ、沖縄に悪いことをした日本人という事実誤認の記述がされており、アイヌ人の言葉を奪い、差別を強めた和人の北海道開拓は悪だと、子どもたちに誤解を与えるような記述が見受けられます。以上のような、本市採択の小学校社会科教科書6歴史編の記述について、どう思われますでしょうか。
00:03:27
(教育委員会答弁)
ご意見としていただきました項目に関しましては、確認をさせていただきました。これを子どもたちにとってより良い教科書を選定するため、文部科学省の教科書検定を経た教科書に関して、千葉県教育委員会の使用教科用図書選定資料をもとに調査研究を実施してまいります。また、教科書採択における構成確保の徹底に一層努めてまいります。
00:03:59
このような記述が見受けられます。教科書が果たして小学校に向けた教材として優しいものなのでしょうか。日本人としての誇りを奪われ、戦争への食材意識をすり込まれた子どもたちが、教育基本法にある伝統と文化を尊重し、それらを育んできた小学校と郷土を愛することができるでしょうか。検定を取ったというのはただの言い訳にすぎません。他にもっとまともな記述をしている教科書はあるはずです。そのための教科書調査官であり、教育委員会であるべきだと私は思います。
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