杉田水脈氏の国会での発言を取り上げて議員辞職を迫る運動が進められている。杉田氏は発言を否定したようだ。たいそうな数の署名を集めたという報道もある。しかし男も嘘をつくが女も嘘をつくというのは事実である。なぜそれが女性差別なのか奇妙な論理で、「おまえは髪の毛が赤いから火あぶりだ」という魔女狩りのようなものだ。
朝日新聞の矢部万紀子という記者のトンデモ記事にぼくと同意見の方の意見が載っていたので紹介しよう。
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私は杉田水脈議員も安倍晋三閣下も嫌いだし、杉田議員の政策や思想の多くには反対の立場だ。
それはそれとして、杉田水脈議員の今回の問題発言は、痴漢冤罪やレイプ冤罪が現実に起きている現状からして、一定程度、有権者の支持は得られているような気がする。
痴漢冤罪やレイプ冤罪の根本的原因は、女性の虚偽証言なのだから、そういう点ではあたっている。
それを真っ向から否定し、杉田水脈議員の言論を封殺するのは、果たして、民主的な国家の言論界が行うべきことなのかと感じる。
日本の言論界は、公正で中立な反権力を装いながら、自分たちの好き嫌いや同調圧力で警察官や検察官が描いた冤罪や職権濫用を是認している場合もあるような気がする。
桂 秀光(かつら ひでみつ)
2020.9.30.
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西欧の中世魔女狩りは「絶対正義」観から横行した邪悪な犯罪だった。それは一神教の世界観から由来している。旧教と新教の殺し合いは村ごと、女子供ごと虐殺し合った。
それは
「奴は敵(悪魔)だ。敵は殺せ」
という一神教の世界観に基づいている。魔女狩りだけではない。
ナチスのユダヤ人虐殺も、共産主義の反対者の虐殺も同じだ。
あまり言われないが、アメリカで横行したPC(ポリティカル・コレクトネス)というレッテルで、気に入らない相手、自分と違う意見の相手の発言を封殺したり、社会的地位を抹殺しようとした動きもこれと同じである。
日本の左翼はこれ模倣してきた。
しかし、これは日本人の文化にはなかったものだと思う。
7世紀の聖徳太子も「皆意見は違うのだから、よく話してみて『和をたっとびなさい』と書いている。だが大正時代に共産主義が入ってきておかしくなった。
言論の自由を否定する行為が積み重なって「言論の自由がない国家」を生み出す。
これは
「女性差別」という錦の御旗を押し立てて「全体主義国家」をめざす運動にほかならない。
扇動者である松井やより(昭和天皇戦争責任裁判など)を含め、彼らがまぎれもない全体主義者であると認識してこれを監視しよう。
全体主義者とはナチスや共産主義者のことを言います。
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