昨年から始まった藤岡信勝先生の「塾人・先生・大人のための歴史講座」がいよいよ近現代史の佳境に入ってきました。前回は「日清・日露戦争」でした。次回から第一次世界大戦~昭和の戦争と進んでいきます。
(田中さんのコメント)
ロシアの脅威がある当時の朝鮮半島は日本の利益線でした。朝鮮や東アジアの近代化を共に進めていこうとしてもなかなかうまくいきません。だから福沢諭吉の脱亜論が出てきました。日露戦争では東郷平八郎、秋山好古・真之兄弟の活躍ははもちろんですが、「義和団の乱・北京の55日」で活躍した柴五郎、ロシアとの満韓交換論をはねのけた井上毅。久松五勇士が印象深いです。司馬遼太郎の「坂の上の雲」の印象とは違う乃木希典大将。この動画をご覧になったあとで「乃木希典 日露戦争の真実」もぜひお読みください。私(田中)は、今回の講座では同じ東アジアだからと言って同じ考え方ができると思ってはならないこと。個性=お互いに違うものだと思ってお付き合いしていかなければならないこと。だからと言って諦めずに、日本文化の良さを感じてもらえるように時間をかけて伝えなければならないことを学びました。
次回は「第一次世界大戦と日本」がテーマです。
30年以上前から「近現代史の授業改革」提起し、教科書の改善にも取り組んできた藤岡先生による「昭和の戦争と戦後の講義」はたいへん貴重な学びの場となることは間違いありません。
最先端の基本的・基礎的な教材研究のためにこれ以上の機会はありません。教育現場の皆さんはお忙しいとは思いますが、是非ご参加ください。
次回は11月3日(日)第15回「第一次世界大戦と日本」です。(14時00分~16時30分)
参加申し込みはこちらからお願いします。https://shijuku.net/activity/
会場参加、オンライン参加、動画配信もあります。
以下、主催者のLAPIS鎌ケ谷/私塾ネット代表・田中宏道さんからの案内メールを転載します。
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次回11月3日(日)第15回「第一次世界大戦と日本」のご案内
14時00分~16時30分です。
日露戦争を終結させて西欧列強と並ぶようになってくると、日本に対する目が厳しくなっていきます。列強と肩を並べる国で唯一の有色人種の国である日本。今後どのようになっていくのでしょうか。戦後の歴史教科書では隠されてしまった当時の為政者の思いと史実。現代までの歴史に目が離せません。
次回の講座もぜひお楽しみに!
◆現地学習会場・発信会場
株式会社ランドネット7階会議室 東京の景色が一望できます。
豊島区南池袋1-16-15 ダイヤゲート池袋 7階・池袋駅東口6~7分。
https://landnet.co.jp/company/access/#access-japan
13時30分:開場。
14時~16時:ご講話。
16時~16時30分:質疑応答やみなさまからのご意見・ご感想
17時~希望される方での交流会(当日にご希望を伺います)
◆動画配信
オンタイムで受講された方も含めてお申し込みいただきましたみなさまに
1週間~10日後を目処にアーカイブズ動画の配信をいたします。
◆オンラインもしくは後日動画でのご受講を選ばれた方が、
今回は現地に来ることができるという場合はメールでも電話でもかまいません。
ご一報ください。席を用意しておきます。
もちろんご一報なく急なご参加でもご対応いたします。ご遠慮なく現地にお越しください。
LAPIS鎌ケ谷/私塾ネット
田中宏道 携帯090-4822-0137
◆お申し込みは
https://shijuku.net/activity/
◆第1回~第14回ダイジェスト動画(無料公開用・15分程度)
お知り合いの方にお薦めください。
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