★日本の物語の第3章は「日本文化の形成期」(平安~江戸)です。
★平安時代~江戸時代のおよそ1000年は外圧が例外的な現象になった時代です。日本は自国中心にすべての外交課題をさばいて、国家的なテーマとしてはオリジナルな文化(文明)の形成に集中できた時代でした。広い意味での日本文化は「漢字以前の文化」に「漢字ベースの文化」が乗っかっる形で始まり、それぞれの「いいとこ取り」をしながら総合的に形成されていきました。
★天皇・漢字仮名交じりの思考・武士と封建制度・物づくりの洗練・和の美意識と倫理感などが重要ですが、この章の個々の教材についてはぼくはまだまったく勉強が足りません。とにかく、この100年間はアジアだけでなく世界にあってもオリジナルな一国一文明の形成期ととらえるのがわかりやすいストーリーです。
★外圧に例外とはもちろん「元寇」と「カトリック国の日本侵入」と「西洋との交際=キリスト教&貿易問題」です。この時代の日本は、すべての外圧に対して日本中心に問題解決しています。
★その1時間目は遣唐使の廃止・摂関政治・貴族の呪的な生活を取り上げます。
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