18時間目 平安時代の貴族たち(第3章「日本文化の形成期」の1)



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★日本の物語の第3章は「日本文化の形成期」(平安~江戸)です。
★平安時代~江戸時代のおよそ1000年は外圧が例外的な現象になった時代です。日本は自国中心にすべての外交課題をさばいて、国家的なテーマとしてはオリジナルな文化(文明)の形成に集中できた時代でした。広い意味での日本文化は「漢字以前の文化」に「漢字ベースの文化」が乗っかっる形で始まり、それぞれの「いいとこ取り」をしながら総合的に形成されていきました。
★天皇・漢字仮名交じりの思考・武士と封建制度・物づくりの洗練・和の美意識と倫理感などが重要ですが、この章の個々の教材についてはぼくはまだまったく勉強が足りません。とにかく、この100年間はアジアだけでなく世界にあってもオリジナルな一国一文明の形成期ととらえるのがわかりやすいストーリーです。
★外圧に例外とはもちろん「元寇」と「カトリック国の日本侵入」と「西洋との交際=キリスト教&貿易問題」です。この時代の日本は、すべての外圧に対して日本中心に問題解決しています。

★その1時間目は遣唐使の廃止・摂関政治・貴族の呪的な生活を取り上げます。

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この記事を書いた人

昭和24年、埼玉県生まれ。昭和59年、大宮市の小学校教員に採用される。大宮教育サークルを設立し、『授業づくりネットワーク』創刊に参画。冷戦崩壊後、義務教育の教育内容に強い疑問を抱き、平成7年自由主義史観研究会(藤岡信勝代表)の創立に参画。以後、20余年間小中学校の教員として、「日本が好きになる歴史授業」を実践研究してきた。
現在は授業づくり JAPAN さいたま代表として、ブログや SNS で運動を進め、各地で、またオンラインで「日本が好きになる!歴史授業講座」を開催している。
著書に『新装版 学校で学びたい歴史』(青林堂)『授業づくりJAPANの日本が好きになる!歴史全授業』(私家版) 他、共著に「教科書が教えない歴史」(産経新聞社) 他がある。

【ブログ】
齋藤武夫の日本が好きになる!歴史全授業
https://www.saitotakeo.com/

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