★第2章はチャイナの外圧が日本の国家形成を促したというストーリーです。最後に決定的な外圧になったのが白村江の戦いでした。
★この敗戦によって、日本は国土防衛策を急ぐとともに一気に律令国家建設に突き進むことになりました。天智天皇から天武天皇へのバトンパスです。天智と天武。とくに天武天皇は古代律令国家日本の大恩人です。
★この授業の教材の中心は「朝鮮半島」です。朝鮮半島は日本海という素晴らしい防衛施設の真ん中を貫く、大陸と日本をつなぐ橋です。橋を様々なものが渡ってきます。いいものも悪いものも恐いものも。そしてこの橋が日本に敵対的な勢力になったときがまさに日本の安全保障の危機になります。
★この授業では朝鮮半島の安全保障上の意味を学びます。白村江-元寇-日露戦争-朝鮮戦争-いま。歴史を通して同じ物語がくり返されてきました。その原型をここで学びます。
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