渡邉尚久校長の歴史授業「日本の神話(2)」



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・渡邊先生の投稿をお許しを得て転載させていただきます。
・渡邉先生オリジナル実践の「建国神話の授業」(全7時間)を今回は1時間のダイジェスト版で授業されたようです。歴史の総時間数は限りがありますからね。いずれこのブログでも7時間分すべてを紹介したいと思っています。
・この7時間の授業が。カリキュラム上の位置づけを得て全国の小中学校で教えられることを願ってやみません。
・前半は神話教育についての提案、後半には子供たちの感想文がたくさん掲載されています。たくさんありますがどれも神話を初めて学んだ6年生の素晴らしい文章です。ぜひご覧ください。戦後日本の歴史教育の画期になる実践です。
・7月になったら船橋小学校を訪問して、子供たちの「受け取る力」に大いに驚きたいと思っています。楽しみです。

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【我が国の歴史教育への提案】

今年度、6年の担任らと社会の授業に取り組んでいる。(断っておきますが、学校経営もちゃんとやってますからねー!どう思われてるかは知らんけど…)

具体的には「公民の授業改革」と「齋藤武夫先生の歴史授業修正追試」である。

公民が終わり、齋藤武夫先生の授業に入っているが、実施すればするほど、齋藤先生が当時、授業を創られた過程を辿っていることがわかり、あらためて齋藤先生のすごさがわかる。これはただ単に齋藤先生の創った授業を追試すればわかるという境地ではない。特に、天皇についての知識や理解がないとわからないだろう。それくらい深いものである。

さて、齋藤武夫先生の歴史授業は最初の授業で「命のバトン、国づくりのバトン」を実施する。たったこの1時間の授業で歴史を「我がこと」にする。その後、縄文、弥生、古墳(大和)と学び、日本統一へ。そして、ここでようやくここで「神話が伝える日本建国」を教える。

戦前ははじめから文献史学、特に日本書紀をベースに神話から天皇の歴史を学んでいた。これはこれでよかったとは思うが、やはり、令和のこの時代、それだけではダメだ。

そうではなく、齋藤先生はあくまでも大昔ところはある程度のところまでは考古学ベースで授業をし、聖徳太子のところからは文献史学に移っていく、そのタイミングで神話を教えるというもの。このタイミングが絶妙なのである。

以前、日本の歴史は考古学からいきなり文献史学に切り替わるからわかりにくいのだという批判をしたが、それをどう教えるとわかりやすくなるかが今年度、実践してみてわかった。それはまた次の機会に。

私はこの齋藤先生の「神話が伝える日本建国」の後に、学年で1時間追加し、「神話」の授業をすることにした。日本の元となる書であり、我が国の成り立ちが書かれている書を教えずして何を教えるというのであろう。それを教えることで日本人としてのアイデンティティが育まれるというもの。

ところが、教科書では日本建国をぼやかして書いている。初代神武天皇の名も出さずに、「ヤマトタケル」の名前を出し、欄外にコラムでその話を載せているだけ。なぜ、初代の天皇の名を出さない。なぜ、神話を教えない。なぜ、天照大御神が天皇陛下のご先祖様であることを教えないのだ。

このような感じだから、文部科学書の教科書検定には何か闇があるのではないかと疑ってしまうのだ。そして、おそらくこの時代、そのことを疑問に思う指導主事も、全国どこを見てもいないのではないかと思う。

以下、本校の児童の振り返りを紹介する。

今回は子供たちの反応がよすぎて45分では教えきれなかった。もともと7時間の授業を45分でやろうとすること自体無謀なことだが(笑)。60分、神話の授業を受けた子供たちがどう受け止めたのか。また、どのようなことを感じ、考えたのか残しておきたいと思う。本校の児童の「受け取る力」はものすごいものがあると感じている。

来週、齋藤武夫先生に授業をしていただくが、齋藤先生自身、きっと、そのことに驚くに違いない。とても楽しみである。

(以下、児童の振り返り(代表的なものをいくつか抜粋))

●神話の話は奥が深くとても興味深いと思った。神様たちがすぐ結婚したり、お亡くなりになられたのに生き返ったりと、途中、頭の中がこんがらがることもありましたが、どのように三種の神器がそろったのかなど様々なことを知れた。そして、ところどころ私たちが良く知っているような日本昔話のようなものが登場し、昔話は、神話をもとに作られているのではないかと予想する。今回は、山と海の力がでてきたが、国はどのようにして出てくるのか楽しみ。(淡路島の玉ねぎ食べたい)今回の神話のだいたいの流れがわかった。でも、もっと神話の細かいところまで知りたいと思った。この授業を通して日本がどのような国なのかと深く考えるようになり、より日本人になれた気がします。これからの歴史の授業もますます楽しみになりました。

●神話とは神様のおっちょこちょいなお話かと思ったけれど、そんなことなかった。天照さんを岩から出す時だって、みんなで協力いていたし、うさぎに対してやさしさを持つ者だっていた。なんだかそうやって考えていると懐かしいような気がする。神武天皇って神っていう字がつくのはやっぱり神様だからなんだなー。それだったら今の天皇だって「神の子」と言えるんだから〇〇天皇の〇〇に「神」という字を入れてほしい!(だって、「神」の文化を持ち、受け継がれているのは日本だけの特徴なんだもん!)日本ってどんな国?と聞かれた時は「世界の国の中で一番古くて神話にまでさかのぼれる国!!」と答えようと思った。あと、私は神話というのをもっと知らせたい!と思った。日本の子供も知らないのなら、外国の子だって知らない。神話は日本の1つの文化ともいえるすばらしいものだからもっと広めたい!日本はこんなに素晴らしい国なんです!と知らせることによって日本を知ってくれる外国の子も大人も増える!(まずは日本の子が全員知ってないとNO)私は日本がもし、滅んだとしても古い書記「古事記」の話を知っていることによって昔はこんな国があったんだーなど思い浮かべることができる。でも、そのためには今、私たちが生きているこの日本の状況をしるしとかないといけない。これからどうなる⁉日本。

●日本の神話についてどのような物語なのかを最後まで知ることができました。私が神様の授業を受けて1番心に残っていることは、ニニギノミコトが山の神の娘の姉をふって、神様たちの寿命が短くなってしまうことです。結婚をしないと決めただけで寿命が短くなってしまうのはなんだかとてもこわいことだなと感じました。自分の決断で自分の人生にもまわりの人にも影響を与えてしまうかもしれないと思うと、ささいなことでも1つ1つの選択は重要だなと考えました。神様たちのいろいろな人生があって次の世代へと子を産みつないできたから今の日本があると思う、この国ができたのは奇跡でとても素晴らしいことだと感じました。「因幡の白兎」などの昔話は、神様を書いた時代からあり、今まで残っていてすごいなと思いました。また、登場人物は人だとずっと思っていたので実は神様だとわかって驚き、意外だなと感じました。いつからこのような昔話は神様から人へと変わっていったのだろうと疑問に思いました。

●最初に私がびっくりしたことは、今の天皇になるまでに多くの戦いがあったことです。たとえば、今日、学んだ神武東征です。ここでは豪族と闘い、兄の五瀬命が亡くなってしまいます。私は今まで天皇は戦いをしないと思っていたのでびっくりしました。

●最初に見た世界で一番古い国がおもしろかった。今日、話した神武天皇から伝わる血が途絶えるかもしれないというのが結構ピンチそうでドキドキした。もし、神話の話が本当で天照大御神から今の天皇まで血がつながっているなら、今の天皇の存続は国家案件にした方がよいと思う。

●今日の授業では、神々の話を学びました。その中でも「1000人人を殺すわ!」「なら1500人の産屋を建てよう!」このシーンに当初のろくでもないところから成長していて、子供から大人になったみたいでした(笑)。その立派な姿勢が国づくりにどんどん語り継がれていき、日本人の「ほこり」を世界に示したいです。他にもろくでもない神たちが、最初は失敗したものの、国をよりよくするためにたくさんの試練を乗り越え、今の豊かな日本が続いているのなら、感謝してもしきれないです。

●日本は神話から今まで途切れることもなく続いていてすごいと思いました。神話でいろいろなことが起こっていてびっくりしたし、おもしろいところもたくさんあって神話に興味を持ちましたし、たくさんの神が出てきていて、神はそんなにたくさんいないと思ってからびっくりしたし、1回出てきてもう出てこない神や神が自分の子を殺していて神は穏やかだと思っていたから神が神をころしたことを聞いて衝撃を受けました。あと、ニニギノミコトは山の神の木花之佐久夜毘売の姉がブサイクだからふったことにも驚きました。日本の歴史をたどるとこんなにおもしろくてすごい神の神話があることに誇りをもってすごそうと思いました。

●今日の話と前回の授業を聞いて思ったことは、「神話ってあるんだな」ということです。正直、「神話なんてあるわけない」と思っていたんですが、校長先生の授業を聞いたり、家で調べてみるたびにどんどん神話の話を信じていって、また、神話をもっと知りたいと思うことができました。先生からもらった日本神話系図では大昔あったことが細かく書かれていて神話についてたくさん知ることができました。今までの神話の授業で1番びっくりしたことは、「日本は天と地で分かれている」ということや「神様でも死ぬ」「死んでも生き返ることができる」ということです。神話の中では今ではありないことがたくさん起きておもしろいなと思いました。神様の名前はどれも長くてとても覚えにくいのですが、神話をもっと知るために1つでも名前を覚えたいと思っています。神様がなくなってしまって作られたお墓が今でもいろいろな場所にあっていつか家族や友達と行ってみたいなと思いました。前の振り返りでも書いた「大昔の神話から126代の天皇まで一度も血が途絶えずにいる」ということが本当に素晴らしいことなんだなと、校長先生の授業を聞くたびに実感しています。また、初代天皇の神武天皇から今の天皇が日本を守ってきているということがすごいと思いました。

●今日と昨日の授業を受けて、あまりよくわからなかった天皇のつながりについてくわしく理解することができました。神様たちの時代は、今ではありない不思議なことが起こっていておもしろかったです。驚いたことは、神様が死んでしまったり、生き返ったりすることです。今の天皇陛下はいろいろ歴史ある神様の人達の血がつながっていてすごいな~と思いました。これからも途切れないといいなと思いました。

●八咫烏は日本サッカー協会のマークになっていて、昔からなぜこの鳥は3本しか足がないのか不思議に思っていて、やっと謎が解けた。三重県へ合宿に行った時、伊勢神宮に行き、有名なのは知っていたけど、まさか天照大御神がまつられていてすごくびっくりした。八咫烏は道を導いていて頭いいなーと思った。最後はハッピーエンドでよかったなと思った。今の126代目の天皇は神武天皇と同じ血が流れていて一度、会ってみたいなと思った。

●全体的には、はちゃめちゃでギャグマンガかっ!となる時がありました。話がつながっていく感じがしてとてもおもしろかったです。神様は人間と似ている気がします。最初は何をやってもダメで苦しんで家族の関係だって良好じゃない神だっているが、人間も苦難を乗り越えて立派になるまで成長する。これも「神話~天皇」が続いている理由の一つなのかもと思っている。時々、鶴の恩返しのように、昔話と似ている場面もあり、日本は胸を張ってすごい国だと言える国だと思います。今回のノートはメモみたいに雑に書いてしまった。山海国を手に入れたことで天と地をつなぐことができて自分たちが生きている。

●45分間でもボリュームが前と比べて2倍、4倍くらいあって、神話って長いなと思った。ショートバージョンと違ってやっぱり一つ一つの出来事それぞれに話があるのがすごいと思った。そして、神でも「見るな」と言われたら見たくなってしまうのが人間くさくて面白い。神だからといって完璧じゃない日本の神は親近感があってみていて楽しい。神武天皇がようやく天と地をつないでいてすごい。1代目は神武天皇だけど、2代目は誰なのか気になる。そして126代もいる天皇があらためてすごい。

●神話なんて信じられるのかなと思っていたけど、聞いてみると思ったより現実味があっておもしろかった。神は最初はできそこないだけど成長していくのはすごいと思った。他の神を受け入れたり受け入れなかったりするところなど、神は人にかなり似ているなと思った。そして、天皇はこれからも続いていってほしいと思いました。

●今回、神話を聞いて日本という国にとても誇りを持った。紀元前660年前から日本がずっと続いていることや初代神武天皇から一度も血が断たれていないこともすごいと思った。すごくたくさんの神がいて驚いた。途中、誰が誰と結婚して、誰が誰の弟や家族なのかわからなくなった。

●今回の授業で天皇と神話のつながりや神話の内容について知れ、改めて日本の歴史の古さや神話と日本の関係について感じることができました。歴史と神話のつながりについて知り、歴史だけでなく、神話の話の流れについても少しくわしく知ってみたいと思いました。

●今は次の次の天皇がいない、危機的な状態で私は女性天皇も認めるべきだと思います。そうすれば、長女の愛子様がご即位され、天皇家を守ることができます。今の次の天皇の候補は秋篠宮様の長男、悠仁親王様でまだとてもお若いのでぜひとも愛子様になってほしいです。この学習を通して古事記の話をとてもよく理解できました。

●初めて天皇は神様の子孫だと知ってびっくりしました。これまで神様とか信じてなかったので意外です。ちょっと気になるのでこれから神話の本を借りて読んでみようと思います。

●神様の名前をたくさん知ることができ、神様がどのようなことを行い、今の日本ができたのかどのように日本ができたのかがわかりました。校長先生の神話の授業を受けて、日本の地がどのようにして生まれたかが分かりました。また、神様はできそこないだと聞いて驚きました。天照大御神の隠れた天岩戸には行ったことがあるので、他のところ(お墓、神社など)にも行ってみたくなりました。

●メモはキーワードしか書けなかったんですけど、神話についてよくわかりました。「天皇は神様の子孫」と聞いてどういうことか興味を持ったので知れてよかったです。「今」に行くまでこんなにたくさんのできごとがあってびっくりしました。神話ってけっこうおもしろいんだなと思いました。興味を持ったのでもっといろいろと調べてみたいです。ありがとうございました!

●神話ってすごくおもしろいです。すごく興味を持ちました。お母さんもあみちえさんので出来そこないの神様のお話は知っていたようでおもしろいと言っていました。話を戻しますが、最初の神様、イザナキとイザナミには感謝です。

●神話を聞いて神様はちゃんとしているんだと思っていたけど、本当はできそこない神様も多かったということにびっくりしました。今の天皇と昔の天皇は血が受け継がれていると思うと本当にすごいなと思いました。この前、お母さんに神話のことを話したら「そんなの知らなかった!もっと聞かせて」と言われたのでもっと詳しく知るために本を読んだりしたいなと思いました。

●ぼくはもともと岡山に住んでいてよく淡路島に言っていたけど、そんな神聖な場所とは知りませんでした。神様は完璧かと思っていたけどできそこないなんて知らなかったです。3人の神様(天照大御神、月読命、素戔嗚)の産まれ方がすごくてとてもびっくりしました。

●今いる天皇から2000年以上も続いてしかもそれが神話にまで続いているということがびっくりしました。また、神話のお話では、天と地が分かれていてどういう感覚なのだろうと興味を持ちました。ぼくも、日本書紀や神話の漫画などを読み、神話に興味をもっと深め、いつか神様がまつられている神社にも行ってみたいです。

●神様はすごくて間違えないイメージがあったけど意外とドジだった。神様が生んだ日本列島を大事にしていきたい。そして、やっぱり神様から126代続いた天皇はすごいと思った。もっと続いてほしい。

●まず、日本の神話で天と地に分かれた時、天と地は誰がつないでくれるのかな?神様かな?と思いました。イザナミは火の神を生んで亡くなってしまったのはかわいそうだと思いました。そして、イザナキは死者の世界に行ってしまったのはダメだったし、見ないで!と言われたのに見たのはよくなかったなと思いました。でも、正気に戻り、しっかり国のために貢献できていたのでよかったと思いました。あと、神様は1人しかいないと思っていたけどたくさんいてびっくりしました。

●校長先生が作った動画のクオリティが意外と高くてびっくりした。

●今の今上陛下は126代目で天照大御神までさかのぼるくらい天皇家が続いてきていて驚き、明日の授業が楽しみになり、神話に興味が持てた。はじめに天地ができてその後に何柱の神様によって少しずつ力をたくわえていき、最後に神武天皇が国の力もつけて天と地がつながるのがおもしろかった。

●授業、ありがとうございました。おかげで日本の神話について知ることができました。今回は神代編だけでしたが、人代編も読みたくなりました。今の日本は神がいたからこそできたんだなと思いました。日本の神話についてもっと調べたいなと思いました。

●紀元前660年前から日本が続いていることを知って、日本に生まれたことが誇らしくなった。日本を家族のような国にしようと考えた神武天皇は素晴らしいと思った。天と地が結びついたと思った昔の人は想像力がすごいと思った。

●神話というものをこのようにおもしろくどういう展開になるのだろうというワクワク感が味わえ、すごく校長先生が教えてくれたことは絶対に忘れません。僕が一番好きだった場面は2話のイザナキ・イザナミ物語はすっごくおもしろかったです。

●日本は昔、神様がつくって、さらに分かれていた天と地が結びついたことでできたのだと思うととても興味深く、少し誇らしくなりました。今回の授業は全然知らない神話のお話で、神様の名前が長かったり、漢字が難しかったりしたけれど、全く知らないことばかりで本当に面白かったです。今度は神話の本やマンガを読んだりして、今回の授業で扱えなかったところもたくさん学んでみたいです。

●神話とはいかめしい神様の長い物語だと思っていたのですが、校長先生の話を聞いていると、できそこないで面白い神様たちの話ということを知り、自分も読んでみようかと思いました。

●日本は世界最古の国であり、そして天皇の祖先は神様であった。それが天照大御神⇒ニニギの命や⇒神武天皇⇒今上陛下である。

●昔はできそこないの神様がいたのに、みんな成長して今の日本があることを知った。天照大御神は今上天皇とつながっているというとてもすごいことを知った。天皇がみんなを宝のように考えて、みんなは親のように天皇を想っているのは今と変わらないと思った。

●天と地が分かれて、イザナキとイザナミが日本列島を生む。でも、できそこないの神様がくたんいて、でも、みんな成長してだんだん良くなっていってよかった。未だに三種の神器が今の天皇も持っているなんて日本は本当に神話からつながっているすごい国だと思った!

●日本は神様の国だということがわかりました。初代神武天皇から今上天皇まで一度も血縁が絶えていないことに驚きました。神話はどういう物語なのかわかりました。

 今日の授業で日本は本当にすごい国だなと実感しました。理由は、神武天皇から今の今上天皇まで続き、そして建国されてから2684年、126代までいけるのってすごいなと思いました。今日の授業の途中に映像を見て1本目は神話って本当にすごいなと感じました。2本目は、「新しい国から消していって、どの国が1番古いか」の映像で、見ている時にアメリカがすぐなくなったのでびっくりしました。新しい国っていうのは知っていたけれど、300年も歴史がないと聞いて驚きました。そして、カナダやオーストラリア、中国などもどんどんなくなり、とうとう日本だけが残り、始まった年は紀元前660年ほどでだいぶ昔だなと思いました。今日と昨日でたくさん神話の話をしてもらったのでもっと神話について詳しく知りたくなりました。

●日本は世界で最も歴史がある国だとわかってもっと日本について知りたいと思った。日本の歴史はものすごく長いのに、神話などはあまり広まっていないと聞いて残念だと思った。

●はじめからさかのぼると知らないことばかりでした!まず、神話には興味がなかったから。でも、校長先生の話を聞いて「神話はすごくおもしろいんだな!」と思いました。「イザナキとイザナミはなんで生まれたんだろう」や「火の神を殺さなかったら今は町中、火がいっぱいある?」などたくさんの疑問を持ちました。校長先生のお話、すごくわかりやすかったです。あと、「昔の神様は名前が長かったんだろう」という疑問を持ちました。夏休みは神宮に行けるかわからないけど、春休みや時間がある日に九州に行きたいなと思いました。神話の本、借りたいです!系図、24コマの資料があってわかりやすかったです!

●前回言っていたスナノオとアマテラスのけんかはとても詳しく授業してくださりおもしろかったです。また、家に「鬼灯の冷徹」というマンガに神話ものっているので再度読み直したいと思いました。自分は天と地をつなぐためにたくさんの子孫がいてすごいと思いました。また、神様はなんでもできるすごい存在だとイメージがありましたが、日本の神様は思い込みが激しかったり、意地悪を弟にしたりと、とても人間くさい神様やできそこないの神様が多くいて目からウロコが落ちるほど驚きました。個人的に1番好きなのが、アマテラスとスサノオの姉弟げんかしたところです。理由は、スサノオが天界に行くのに大きな音を立てながら行くとアマテラスが、スサノオが天界を支配しに来た!と盛大に勘違いをしているところが面白いからです。また、その後にスサノオがキレて織女を殺してしまったことでアマテラスが責任を感じて引きこもるところも好きです。私は校長先生の授業を受ける前も神話が好きでしたが、授業で詳しいお話を聞いた後だともっと好きになれました。

●神話について詳しく知れたし、昔の人がどうやってこの国が生まれたのかをちゃんと考えていると知って神話はとてもおもしろいと思いました。日本の話なのに、日本人はほとんど知らなくて外国人が知っているのはもったいないと思いました。この大事な歴史をいっぱい知って守っていきたいと思いました。

●おもしろいけど頭がごちゃごちゃになるくらい話が難しくてこの神話を考えた人はすごいと思いました。できそこない神様がどんどん成長して日本ができていくのがとてもおもしろいし、すごいと思いました。初代天皇から126代まで続いているのはとてもすごいし、日本の誇りだと思いました。系図を見てどれも神が生んだ息子たちが親の代わりにいろんな旅をしてやっぱり昔の人は家族という関係を大切にしているんだなと思いました。神話に興味を持ってから日本という島国の見る範囲が広がったし、見方も変わりました。大国主神はウサギを助けたからこそ国づくりができたし、日本という国ができたので生活のちょっとしたことをしたことでも誰かの助けになることをしたらきっとその努力は報われて返ってくると思ったので、これからはみんなの助けをしていきたいと思いました。生活に生かせることやおもしろいことをいっぱい学べたのでいい機会になりました。

●神話の話を初めて知りました。神様は完璧な人と思い込んでいたけど、実はできそこないだったのだと授業を通して知りました。日本の歴史ってめちゃくちゃすごいんだと改めて思いました。天皇は国民をすごく大切にしていて、国民もすごく大切にしている(天皇)本当に家族みたいだなと思いました。これからも歴史について知っていきたいと思います。

●日本には「豊葦原之千秋五百秋之水穂国」というものすごく長い国名があることに驚いた。神様の名前も長すぎて覚えるのにヘトヘトになりそうだった。また、天照大御神というものすごく昔の神様から今上天皇まで血がつながっているかもしれないというところに偉大な感じがした。神様と言えば、完全無欠な感じがするが、本当はできそこない、ニート、引きこもり、かけおち、兄弟げんか、約束破りなどの人間らしい一面もあって、親近感がわいた。また、高杉晋作は日本のはじまりをきちんと理解していて、それを他国との交渉に生かすなどして(学習まんがに詳しく書いてありました)相手を諦めさせるなど、すごい信念の人だなあと感心した。今の日本人にもこのような人がたくさんいればいいなと思った。また、三種の神器は一気に作られたのでなく、一つは八岐大蛇から、もう二つは天照大御神のために作られたものだと知り、もっと深く知りたいと思った。これからは日本国民としての誇りをさらに強く持っていたい。

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この記事を書いた人

昭和24年、埼玉県生まれ。昭和59年、大宮市の小学校教員に採用される。大宮教育サークルを設立し、『授業づくりネットワーク』創刊に参画。冷戦崩壊後、義務教育の教育内容に強い疑問を抱き、平成7年自由主義史観研究会(藤岡信勝代表)の創立に参画。以後、20余年間小中学校の教員として、「日本が好きになる歴史授業」を実践研究してきた。
現在は授業づくり JAPAN さいたま代表として、ブログや SNS で運動を進め、各地で、またオンラインで「日本が好きになる!歴史授業講座」を開催している。
著書に『新装版 学校で学びたい歴史』(青林堂)『授業づくりJAPANの日本が好きになる!歴史全授業』(私家版) 他、共著に「教科書が教えない歴史」(産経新聞社) 他がある。

【ブログ】
齋藤武夫の日本が好きになる!歴史全授業
https://www.saitotakeo.com/

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