少しずつですが広がっています。諦めないで!



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「日本が好きになる!歴史授業」はテキストとDVDを使って現場の先生方に追試をしていただくというかたちで実践的な歴史授業研究をすすめています。日本の歴史教育を変えるという志はありますが、賛同してくださる先生方を組織したり、目に見えるカタチでの「教育運動」にしたりはしませんでした。

とくに積極的な理由はなく、単純に組織や運動はなんだか「めんどくさい」し、正直あんまり好きじゃないからです。ただそのせいで、「日本が好きになる!歴史授業」がどれくらい広がっているのかとか、どんな成果を上げているのかとかが目に見えるようにならず、なんとなく元気が出ないことも確かなんですね。

そこで折に触れて、このブログやFacebookで「授業」に賛同してくださるみなさんの声や、追試した授業がどんな成果を上げているかなどを紹介してきました。ブログで先生方に「追試レポート」をお願いして、ブログでもそれを紹介してきました。

またブログをリニューアルしたときに、本やDVDの注文フォームの末尾に「自己紹介」という自由記述欄を設けました。すると注文メールに簡単な自己紹介を書いていただけるけるようになりました。無記入の方は2割くらいです。

今回は、それをプライバシーに留意して編集し、紹介してみます。文意は変えていません。みなさんにこの授業の広がりの様子や思いが伝わったら嬉しいです。

注文メールの自己紹介」より

1「小学校教員をしております。もう一度歴史の授業を学びなおしたいと思います。よろしくお願い致します」(東京)

2「今年初めて6年生担任をしています。私は歴史が好きなのですが、それを子どもたちにいかに面白いと思ってもらえるような授業にするのか悩んでいます。そこでこの本のことを知りとても興味をもちました。読むのが楽しみです!」(京都)

3「歴史がとても苦手で、これから始まる歴史授業をするのが嫌でたまりません」(高知)

4「小学6年生の男の子を持つ父親です。私自身5年前まで日本について何も知らなくて日本嫌いであり、自分嫌いでしたが日本のことを知れば知るほど自信と誇りを持てるようになりました。子供には世間と全く逆なことを伝えると拒否反応が出ると思い、漫画の古事記を読ませてまずは神様を好きになることから伝えようと思い神社にはよく一緒にいき、少しずつ歴史も伝えるようにしていますが、私自身伝えることは上手ではなく楽しく学んでもらいたいと思っているので本が届くことをとても楽しみにしています」(東京)

5「以前、授業づくりJAPANの日本が好きになる!歴史全授業の本を、購入させていただきました。今年度、6年を担任しており、パワポとワークシート集のCDも購入したいのですが、できますか?」(東京)

6「小学校教員です。6年生担任です。」(広島)

7「家庭教師を目指しています」(福岡)

8「地元の「町あるきガイド」仲間と子供たちに伝える郷土史の勉強に使いたいので、まずは1冊を購入願います」(福岡)

9「〇〇市立〇小学校で6年担任をしています。歴史の授業づくりで参考にさせていただきたく購入を希望します」(東京)

10「私はアメリカの〇〇、〇〇の日本語補習校で講師をしております。〇年前から社会科を担当することになりました。2年前に先生の御著書と出会い、「日本が好きになる!歴史全授業」で勉強をさせていただいております。
 まだ、歴史を担当したことはなく実践したことがなかったのですが、今年の夏季集中学習の特別授業で縄文時代について授業することになりました。前半2時間で縄文時代と神話、後半2時間で土器づくり体験をする予定でいます。
 縄文時代が多くの人が抱く原始人的生活ではなかったことや、土器の発見による生活の変化、1万数千年をかけて日本語(国語)の土台を作り自分たちの国の物語・神話ができたことなど、私が先生から教わり感動したことを、少しでも海外で生活する小学生(3~6年)に伝えられたらと思っています。時間の長さを体感してもらおうと12メートルテープも自作しました。どんな反応が子供たちから返ってくるか今から楽しみです。
 経験のない私が歴史授業をやってみたいと思えたのも、先生が長年研究し築きあげられてきた実践記録を惜しみなく使わせていただけるからであり、心から感謝申し上げます。特別授業が終わったら、その結果もご報告させていただこうと思います」(アメリカ)

11「CGSのビデオで斎藤先生のなされていることに興味を持ちました。海外の人に、日本の近現代史をどのようにしたらきちんと伝えられるか、そのことにも取り組んでいます。」(アメリカ)

12「6年生担任しています。歴史に興味を,あまり持ってきておらず、授業に迷っています」(奈良)

13「〇〇市でオルタナティブスクールを運営しています。また、自宅で学習塾を開いています。
ブログも、いくつかですが、興味深く拝見いたしました。
小中学校の歴史の授業がこのようなものであれば、子どもたちは楽しく自分の国のことを学ぶ中で、自己肯定感や自己決定力などを磨くことができるだろうなと思いました。
今後、高等部を立ち上げたときに、教材を使いたいと思っています。」(岐阜)

14「茂木先生と対談されているYouTubeを拝見し、感銘を受けました。2人の娘にぜひこの本を読んで聞かせたいと思います。友人にもオススメしたいです。」(兵庫)

15「岡山県の小学校で6年社会を担当しています。学ばせてください。」(岡山)

16「前に歴史全授業のテキストを購入させていただいてます。韓国在住で先生のテキストを参考に日韓ハーフの子供達に日本の歴史を教えていこうと思っています。昔のDVDも持っていたのですがリニューアルしたDVD購入希望です。よろしくお願いします。」(韓国)

17「2024.5.11二人会『歴史教育』渡邉尚久✕山田将由に参加させていただきました。「日本ってどんな国?」と聞かれたときに答えられる人を育てているか?自分が自信を持って答えられるか?社会科の根幹,日本人としてのアイデンティティを揺さぶられました。自分たちの国の「強み」を知らないと!日本の国に関わる思想は偏らないようにすることが公教育に携わる者として注意が必要。だからこそ,知ることが重要。学ぶことが重要。知らなさ過ぎます」(宮城)

18「〇〇町の町議です。齋藤武夫先生の本、青林堂版 学校で学びたい歴史 新装版 青林堂読みました。「いのちのバトン」「歴史のバトン」日本の現在・未来は子供達にしか託せない気がしています。日本を洗脳から解き放つことは大人には出来ない。授業づくりJAPANの本を分けていただきたい 」(福岡)

19「〇〇小学校で6年生を担任しております。今回歴史の授業の際に本書を活用したいと思っております。」(滋賀)

20「齋藤先生、こんにちは。以前に歴史授業を受講した〇〇です。小学校の教員ではなく、フリースクールでもなく、新たな育ち方の選択肢としてのがっこうづくりをしています。本はすでに持っているのですが、改めてCDを分けていただきたいため、申し込んでおります。」(愛知)

21「今年は6年生の担任になり、教科担任制をしていて、担当となり、何回かもった6年生の授業をふりかえると楽しいとはいいきれないことに不安があり、このサイトにきました。小学校の段階では、歴史を好きになる子が1人でもいてれくれたらと考えています。」(兵庫)

22「CGSの動画を見て齋藤先生を知りました。日本の歴史教育はおかしいと思い、自分が少しでも日本の国のためになることができたら、と思い2年半前から講師(中学校)として教えています。教科書は東京書籍ですが、自由社や育鵬社の教科書も参考にしながら授業を組み立てています。今年度は齋藤先生の授業も参考にさせていただきたいと思います。日本を誇りに思える授業をしていきたいと思います。」(千葉)

23「今年新潟で採用されました!子どもたちが歴史を好きになってもらえるよう、教材研究頑張ります!」(新潟)

24「特別支援学校で教壇に立っております。障害のある子どもにも自己肯定感、自尊感情を高めてほしいと思い、歴史教育をしたいと思いました。」(兵庫)

25「小学校で教員をしています。私自身が歴史が苦手で、暗記する学生時代を過ごしました。教員になって歴史を教える立場になってもおもしろさがわからず、苦しみながら授業をしてきました。どうにか子どもたちに意味のある授業ができないか、私も歴史の授業を楽しめないかと検索していたところ、先生のブログにめぐりあいました。『日本が好きになる!歴史全授業』で、歴史やそれを学ぶ意味を勉強しながら、子どもたちに授業ができる教師になりたいです。お手数ですが、よろしくお願いいたします。」(神奈川)

26「中学校で特別支援学級の担任をしています。小名木善行さんの動画を拝見してこの教材の存在を知りました。是非歴史の授業を勉強したいと思います。」(福島)

27「島根県で教員をしています。4月から初めて歴史を教えるということで、不安になっています。勉強させていただこうと思い、購入させてください。」(島根)

28「長野県の公立高校の教諭です。愛知県の方に教えていただき、申し込ませていただきました。宜しくお願い致します。」(長野)

今年の5月~6月に届いた「自己紹介」28でした。学校の先生は20(中学と高校が各1)その他の教育関係や保護者です。
地域的な広がりは? 長野・島根・福島・神奈川・兵庫・新潟・兵庫・千葉・愛知・滋賀・福岡・宮城・韓国・岡山・兵庫・岐阜・奈良・アメリカ・アメリカ・東京・福岡・広島・東京・東京・高知・京都・東京 でした。
地域的な偏りはやはり応援してくれる方の口コミがありそうです。それと岡本先生のスライドの人気が反映されていますね。いろんなことがわかります。

みなさんが追試をしたら、簡単な追試レポートと児童の感想文(5つくらい)を送ってくれるというのが、決まりごとになれば、成果が蓄積できるような気がします。工夫したいと思います。

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この記事を書いた人

昭和24年、埼玉県生まれ。昭和59年、大宮市の小学校教員に採用される。大宮教育サークルを設立し、『授業づくりネットワーク』創刊に参画。冷戦崩壊後、義務教育の教育内容に強い疑問を抱き、平成7年自由主義史観研究会(藤岡信勝代表)の創立に参画。以後、20余年間小中学校の教員として、「日本が好きになる歴史授業」を実践研究してきた。
現在は授業づくり JAPAN さいたま代表として、ブログや SNS で運動を進め、各地で、またオンラインで「日本が好きになる!歴史授業講座」を開催している。
著書に『新装版 学校で学びたい歴史』(青林堂)『授業づくりJAPANの日本が好きになる!歴史全授業』(私家版) 他、共著に「教科書が教えない歴史」(産経新聞社) 他がある。

【ブログ】
齋藤武夫の日本が好きになる!歴史全授業
https://www.saitotakeo.com/

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