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「神道は宗教に非ず」という解釈は、「信教自由」「政教分離」という近代国家観にもとづいています。

「当時の政府の新知識として代表的な伊藤博文は、明治3年から米国憲法を研究していた。
特にその信教自由・政教分離の法理は、骨髄に徹していた。
後年になって、かれはドイツ法学者に学ぶところが大きかったのは事実だが、グナイストやシュタインから国教論(イギリスにならって神道を国教とせよ)を勧められても、信教問題だけは、頑として米国法理を固守して変わらなかった。
この信教自由・政教分離論は、明治7年ころからようやく政府の主流になってきた」(葦津前掲書)

明治10年西南戦争に至る士族の反乱、またその後の自由民権運動には、この政府の主流になっていった神道政策が大きく絡んでいたようです。

私たちが大日本帝国憲法を正しく継承するためには、この問題は避けて通れないと思います。
まず正しく理解することですが。

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この記事を書いた人

昭和24年、埼玉県生まれ。昭和59年、大宮市の小学校教員に採用される。大宮教育サークルを設立し、『授業づくりネットワーク』創刊に参画。冷戦崩壊後、義務教育の教育内容に強い疑問を抱き、平成7年自由主義史観研究会(藤岡信勝代表)の創立に参画。以後、20余年間小中学校の教員として、「日本が好きになる歴史授業」を実践研究してきた。
現在は授業づくり JAPAN さいたま代表として、ブログや SNS で運動を進め、各地で、またオンラインで「日本が好きになる!歴史授業講座」を開催している。
著書に『新装版 学校で学びたい歴史』(青林堂)『授業づくりJAPANの日本が好きになる!歴史全授業』(私家版) 他、共著に「教科書が教えない歴史」(産経新聞社) 他がある。

【ブログ】
齋藤武夫の日本が好きになる!歴史全授業
https://www.saitotakeo.com/

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