今こそ教えなければならないことは、
聖徳太子の3つの政策です。
1 仏教を導入し、八百万の神々も守り抜いたこと。
これは外来の文化のよいところに学び、日本民族の伝統も守るという、わが国の文化戦略を確立したことです。
2 十七条の憲法の制定。
これは日本初の書かれた憲法であり、大宝律令よりも大切な日本人の「憲法」でした。
その核心は、天皇を中心にして一つにまとまる国(国体)を確立したことです。
3 隋の皇帝煬帝に対する対等外交の確立。
これは、日本人はどんな強大な国家に対しても対等に接するという外交方針であり、わが国は外国との交渉において国家の独立を最も重視するという大方針の確立でした。
この3つは、日本国の国づくりの3本柱として堅持されてきました。
明治維新がこの3本柱を骨格として成し遂げられた近代国家日本の建設であったことは明らかです。
これこそが、わが国づくりの正しい伝統なのです。
しかし、大東亜戦争の敗戦で、GHQはこの3本柱を否定しました。
日本を二度と再びアメリカの脅威とならないようにするためでした。
しかし、もはやアメリカのせいにしていることは許されないでしょう。
今日の状態は、まさに戦後の日本人が自ら選んできた結果だからです。
現在、この3本柱は、学校教育ではどうなっているでしょうか?
1 大切な伝統文化が継承されていない。
2 国体および天皇・皇室への感謝・敬意がまったく教えられていない。
3 国家の独立こそが聖徳太子以来の日本民族のプライドであったことが教えられていない。
なぜか?
大東亜戦争は日本だけが悪かった。
近代日本は侵略国家の歩みである。
だから、日本人は独立してはいけない(GHQ憲法を守らせる)、
天皇陛下を尊敬させてはいけない(団結させない)、
という東京裁判史観があるからです。
この歴史観がすべての原因なのです。
中国共産党と韓国と北朝鮮が日本を独立させないために「歴史戦争」を仕掛け続け、
日本民族の歴史をおとしめ続けるのは、
日本の独立をつぶすためなのです。
日本はいま東アジアの反日国と連携してきた反日日本人に占領されています。
これをくつがえすには、教育がこの「歴史戦争」に勝ち抜かなければなりません。
聖徳太子の国づくりの3大方針を、明治維新の志士たちと同じレベルで回復しなければならないのです。
そのためには、まず近現代史の日本の歩みを「誇り高い歴史」として正しく回復し、世界に主張できなければなりません。
そのために必要な授業をつくり、しっかり教えていきたいと思います。
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