Season11の第1回歴史授業講座が今週土曜日(4/19)に迫りました!



日本史ランキング
クリックお願いします!別ウィンドウが開きます

個人商店なので営業もやってます!
4月19日の講座はとてもためになる役に立つ心の栄養にもなる講座ですので、ぜひお出かけください。
オンラインでも参加できます。
お申し込みはこちらからどうぞ!

オンライン開催:第1回 日本が好きになる!歴史授業講座 Season11 2025年4月19日(オンライン・Zoom) – こくちーずプロ

池袋開催: 第1回 日本が好きになる!歴史授業講座 Season11 2025年4月19日(東京都) – こくちーずプロ

【むかしの話一題】

むかし戸別訪問のちょっとハードな営業マンをやったことがあります。
十中八九迷惑そうな顔をされます。
最初の一か月は一つも売れず完全歩合制という奴隷労働で20日働いて収入はゼロでした。
こういう世界もあると勉強になりました。
辞めようと思ったんですがその日たまたま一番安いヤツが一つ売れて考えを変えました。
「このままでは終われない!」

この「売れない」という問題を解決してから辞めることにしました。
ちょっと悔しかったのですね。

それでちょっと真面目に問題に向き合いました。
ヘンな会社で営業は十字路から始まります。
ジャンケンをして勝った者順に区画を選びます(営業マンは1台の車に4人)。
戸建ての多い区画・家がまばらな区画、商店や会社の多い区画・畑と森ばっかで家が見えない区画など、当たった区画次第のところもありましたが、ぼくの場合はどこが当たっても売れないのでおんなじでした。
一斉に散って30分後に集合。また車でしばらく先の十字路まで移動するというルールで、これを繰り返します。

反省点1 この仕事をバカにしている。
反省点2 この仕事は俺様にふさわしくないと思っている。

しかし実際はこうでした。
現実1 当時のぼくはその仕事より程度の低いニンゲンでした。
現実2 ふさわしくないのは仕事ではなくぼくの方でした。

現実を受け入れて、問題解決の作戦を立てました。

手順1 「こんちわー」と朗らかに挨拶して、奥さんの表情を見る。
手順2 お顔が迷惑そうだったらすぎに「ありがとうございました!」と朗らかに去る(ほとんどのお宅はこれ)。
手順3 これを繰り返してひたすら走る。目標を訪問件数を稼ぐこと。
手順4 そうやって「話を聞いてみようかな?」という奥さんが奇跡のように現れるのを待つ。
手順5 たぶん100軒に1軒くらいはいるだろう。そこで売るための話をする。しかし粘らない!
(身だしなみ・表情・話し方・心)

これがすべてでした。この作戦に「買いたくない人には売らない!作戦」と命名しました。
この命名は素晴らしい効果がありました。
数日後には結果がついてきて、なぜかその月は営業成績トップになっていました。
情けないような吹き溜まり人生で初めての成功だったと思います。
なかなかいい気分でした。
でも本当は何故いまくいったのかは今もって謎のままでが、何事も成功体験は大事です。

それを数か月やってから、初任の小学校に赴任しました。
小学校の先生ってそれはそれは夢のようなすばらしいお仕事でした。
そのためには、この仕事にふさわしいヒトにならなければと思いました。
なんとか定年まで来られましたが、やっぱり「天命を得て、なるべくして先生になった人」には生涯追いつけませんでした。ただ歴史の授業だけはちょっとだけ自信があります。どうでしょうか?

この営業の場合は「買いたくないヒトは始めから申し込まない」ところが良いと思います。

4月19日(土)のレジュメを載せておきます。第1回はゆっくり入ります。

第1回 日本が好きになる!歴史全授業講座  Season11

歴史入門 & 縄文時代から卑弥呼まで

令和7(2025)4月19日  日本が好きになる!歴史全授業研究会 齋藤武夫

——————————————————————————————————-

0 「日本が好きになる!歴史全授業」って何?

1 歴史入門
① 授業「命のバトンと国づくりのバトン」

    ・歴史は他人事(ひとごと)ではなく自分のことです  

② 身近な石造物を調べよう・・・年代の表し方を知る

・年号 干支 西暦(世紀) 皇紀

③ 日本の歴史の大きな物語

    ・日本は2回(古代と近代)国づくりをしたと考えると大きな流れが見えてきます。

    ・第1章(民族の形成) 第2章(古代の国づくり) 第3章(日本文化の形成)第4章(近代の国づくり) 
   第5章(世界の中の日本)

2  「第1章 日本民族の形成期」

  ・縄文時代のくらし
  ・弥生時代のくら

★初めての政策選択問題 「あなたが縄文の村のリーダーだったらどうしますか?」

  

3 政策選択問題の扱い方(基本的な考え方)

4 「第2章 古代日本の国づくり」(1)

  ・弥生時代の王たち(倭奴国王と卑弥呼)

——————————————————————————————————-

●Facebookでつながってください。とくに追試してみたい先生方はぜひ!

●質問など連絡はこちらに saitotakeo@jcom.home.ne.jp

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

昭和24年、埼玉県生まれ。昭和59年、大宮市の小学校教員に採用される。大宮教育サークルを設立し、『授業づくりネットワーク』創刊に参画。冷戦崩壊後、義務教育の教育内容に強い疑問を抱き、平成7年自由主義史観研究会(藤岡信勝代表)の創立に参画。以後、20余年間小中学校の教員として、「日本が好きになる歴史授業」を実践研究してきた。
現在は授業づくり JAPAN さいたま代表として、ブログや SNS で運動を進め、各地で、またオンラインで「日本が好きになる!歴史授業講座」を開催している。
著書に『新装版 学校で学びたい歴史』(青林堂)『授業づくりJAPANの日本が好きになる!歴史全授業』(私家版) 他、共著に「教科書が教えない歴史」(産経新聞社) 他がある。

【ブログ】
齋藤武夫の日本が好きになる!歴史全授業
https://www.saitotakeo.com/

コメント

コメントする

目次