長崎の馬場豊先生が送ってくださった子供たちの最終感想文をそのままコピーさせていただきました。
ちょっとバタバタしていて読むのが今になってしまいしました。
これを読むと、どの子も「歴史」を学んでいることがわかります。
しかも、他人事の知識としてではなく、自分事として、自分につながる先祖・先人の歩みとして学んでいます。今ではほとんど暗記科目になってしまった社会科歴史としては異例だと思いますが、これこそが子供たちにの生きる力になる歴史だとわかります。
だから受け継いだバトンを「私が」次につなぐという言葉を多くの子が記していますね。
心に残ったが人物がそれぞれ違うのもいいです。まあある程度の偏りはありますが、それは先生の授業の熱にある程度の偏りがあるからです。これは長丁場を乗り切る教師の知恵でもあります。
特に心に残るエピソードが二つありました。
一つは、お父さんとお母さんに「日本海海戦と東郷平八郎」のことを1時間熱く語った子です。こういうのが大好きです。ご両親の表情は浮かびますね。
もう一つは、日本の歴史の目標は「発展」と「平和」だという話です。日本の目標は「発展」だった。そのためにたくさんの「対立」があったと彼は言います。その例として彼は仏教伝来と明治維新を上げています。激しく対立して戦いもあり、それで「発展」が来るわけです。だから、そのあとにくる「平和」が大切だといいます。そして「対立を平和に導くリーダー」が重要だと言っています。まるでヘーゲルの弁証法の話です。
1年歴史を学んだ12歳の少年がこういう思考をしていることに驚愕しないわけにはいきません。
馬場先生の授業の素晴らしさですね。追試実践ならびに追試報告、ほんとうにありがとうございました。
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