社会科歴史授業との違い



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私の歴史授業がこれまでと違うところはいろいろありますが、基本は次の4つではないかと思います。

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1 日本の良いところ、素晴らしいところ、独自なところを中心に物語になっている。

2 外国との関係では「日本の立場(先祖の立場)」に立って考え、共感的に理解していく。

3 各時代の日本のリーダーの立場に立ち、その時代の常識・情報にもとづいて、日本国のために政策を考え、(その時点での)未来を選択していく。

4 自由主義史観・・・皇国史観ではない。

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そんなことは常識じゃないかというお叱りもあるでしょうが、日本の義務教育の現実は、こうなっています。

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1 日本の良いところはあまり教えず、どちらかというと悪いところを強調して教える。物語の感動はなく断片的な知識を覚える。または祖国と先人への無関心または反感を育てる。

2 外国との関係では客観的な立場か、場合によっては「相手国(敵)」の立場に立って共感させる。とくに昭和の歴史では、あくまで戦勝国の立場に立たせ、共感させる。

3 思考も討論も感動もない。プリントの空欄を歴史用語で埋めていき、それを覚え、テストが終わると忘れる。

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子供たちは言います。

「昔のリーダーになって国の未来を決断するのが面白い」

「歴史の勉強で感動するなんて不思議だ」

「日本を守ってくれて、発展させてくれた先祖に感謝したい」

「命のバトンと・国づくりのバトンを受け継ぐために歴史を学ぶ。そしてそれをまた次に渡していく。ぼくもいい先祖になりたい」

「歴史を学んで日本のすばらしさがわかった。せっかく生まれてきたんだから国のために役に立ちたい」

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この記事を書いた人

昭和24年、埼玉県生まれ。昭和59年、大宮市の小学校教員に採用される。大宮教育サークルを設立し、『授業づくりネットワーク』創刊に参画。冷戦崩壊後、義務教育の教育内容に強い疑問を抱き、平成7年自由主義史観研究会(藤岡信勝代表)の創立に参画。以後、20余年間小中学校の教員として、「日本が好きになる歴史授業」を実践研究してきた。
現在は授業づくり JAPAN さいたま代表として、ブログや SNS で運動を進め、各地で、またオンラインで「日本が好きになる!歴史授業講座」を開催している。
著書に『新装版 学校で学びたい歴史』(青林堂)『授業づくりJAPANの日本が好きになる!歴史全授業』(私家版) 他、共著に「教科書が教えない歴史」(産経新聞社) 他がある。

【ブログ】
齋藤武夫の日本が好きになる!歴史全授業
https://www.saitotakeo.com/

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