私の歴史授業がこれまでと違うところはいろいろありますが、基本は次の3つではないかと思います。
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1 日本の良いところ、素晴らしいところ、独自なところを中心に物語になっている。
2 外国との関係では「日本の立場(先祖の立場)」に立って考え、共感的に理解していく。
3 各時代の日本のリーダーの立場に立ち、その時代の常識・情報にもとづいて、日本国のために政策を考え、(その時点での)未来を選択していく。
そんなことは常識じゃないかというお叱りもあるでしょうが、日本の義務教育の現実は、こうなっています。
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1 日本の良いところはあまり教えず、どちらかというと悪いところを強調して教える。物語の感動はなく断片的な知識を覚える。または祖国と先人への無関心または反感を育てる。
2 外国との関係では客観的な立場か、場合によっては「相手国(敵)」の立場に立って共感させる。とくに昭和の歴史では、あくまで戦勝国の立場に立たせ、共感させる。
3 思考も討論も感動もない。プリントの空欄を歴史用語で埋めていき、それを覚え、テストが終わると忘れる。
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子供たちは言います。
「昔のリーダーになって考えるのが面白い」
「歴史には感動がある。勉強で感動するなんて不思議だ」
「日本を守ってくれて、発展させてくれた先祖に感謝したい」
「命のバトンと・国づくりのバトンを受け継ぐために歴史を学ぶ。そしてそれをまた次に渡していく。ぼくもいい先祖になりたい」
「歴史を学んで日本のすばらしさがわかった。せっかく生まれてきたんだから国のために役に立ちたい」
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