歴史授業講座10年は追試授業の10年



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昔登った八ヶ岳を見に行ってきた。横岳の稜線でブロッケン現象に遭った。二人👫の大きな影を美しい虹🌈が囲むようにかかって息を呑んだのを昨日のことのように鮮やかに思い出すことができる。があれからもう半世紀以上経ってしまった。だんだん人生の店じまいが近づいてきます。

恩人渡邉尚久先生が歴史全授業講座10周年記念セミナーを企画してくださった。

さっそく川邊、山﨑、及川、飯塚、渡邉育美、小山、植田、土田の各先生方が賛同のメッセージを寄せてくれた。彼らは日本が好きになる!歴史授業を繰り返し追試して授業を検証してくださった日本の歴史授業改革の恩人です。

追試というのは、理科の実験からきた教育用語です。先行する授業をその通り、あるいは修正を加えて実施することをいいます。もちろん普段の授業と同じ意味がありますが、その先行実践者の報告した授業の効果が、他の教師、他の子供達にも可能かどうかを検証する重要な授業実践です。

日本が好きになる!歴史全授業講座が10年続き、数百名の先生方の追試に耐えて来たということは、この歴史授業が口先だけの宣伝ではなかったことを物語っています。実際にたくさんの子供達に日本人としての誇りを育て、彼らの自己肯定感を育ててきたことを実証しています。

現在全国の先生方に

「何回追試しましたか?

何学級何名の児童生徒が学びましたか?

追試授業は子供達にどんな効果がありましたか?」

というを質問してそのお答えを求めています。

近くに追試した先生がいたら、どうかこの質問をお伝えください。

まだ少数の報告ですが、お一人で何学級も教えている先生が結構いて、あるいは10年で数千名を超える子供達がこの授業を受けたかもしれません。

なるべくたくさんの報告を集めたいので、皆さんのご協力をお願い申し上げます🙇‍♀️

こういう次第で2月に開催される記念セミナーの主役は、この講座を教育現場に広め、たくさんの先生方を巻き込んでくれた渡邉尚久校長先生と、先生を慕って勉強してきた千葉および全国の渡邉組(仮称)の先生方です。

各先生の追試授業の報告とそれをめぐる討論がメインの企画になると思います。

渡邉先生と諸先生方、どうぞよろしくお願いします🙇‍♂️

たくさんのみなさまがご参加いただけますよう、心よりお願い申し上げます🙇‍♂️

山、地平線の画像のようです
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この記事を書いた人

昭和24年、埼玉県生まれ。昭和59年、大宮市の小学校教員に採用される。大宮教育サークルを設立し、『授業づくりネットワーク』創刊に参画。冷戦崩壊後、義務教育の教育内容に強い疑問を抱き、平成7年自由主義史観研究会(藤岡信勝代表)の創立に参画。以後、20余年間小中学校の教員として、「日本が好きになる歴史授業」を実践研究してきた。
現在は授業づくり JAPAN さいたま代表として、ブログや SNS で運動を進め、各地で、またオンラインで「日本が好きになる!歴史授業講座」を開催している。
著書に『新装版 学校で学びたい歴史』(青林堂)『授業づくりJAPANの日本が好きになる!歴史全授業』(私家版) 他、共著に「教科書が教えない歴史」(産経新聞社) 他がある。

【ブログ】
齋藤武夫の日本が好きになる!歴史全授業
https://www.saitotakeo.com/

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