イギリスの議院内閣制って?



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ぼくたちは日本について基本的でかつ重要なことを知らない。例えば。以下は「救国シンクタンク」のメルマガから一部引用です。

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戦前日本人はイギリスに倣って

議院内閣制を導入したと思っていますが、

その「議院内閣制」なるもの自体が

日本人の空想上の産物。

イギリスでは閣議で全会一致など行わず、

多数決で決めているので、

首相の権限で物事を進めます。

しかし、イギリスの首相が

好き勝手に庶民院の解散権ができるかと言うと、

そんなことはありません。

庶民院の解散は国王の大権。

あくまで首相は助言するだけの立場。

国王が拒否権を行使することは無いけど、

牽制することはある。

イギリスに限らず多くの国で

「今なら野党に勝てそうだから解散」

など許されません。

日本は「天皇ロボット説」なので、

首相は好き勝手に解散、

天皇は「メクラ判」を捺さねばならない、

が通説かつ実務での運用ですが。

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この記事を書いた人

昭和24年、埼玉県生まれ。昭和59年、大宮市の小学校教員に採用される。大宮教育サークルを設立し、『授業づくりネットワーク』創刊に参画。冷戦崩壊後、義務教育の教育内容に強い疑問を抱き、平成7年自由主義史観研究会(藤岡信勝代表)の創立に参画。以後、20余年間小中学校の教員として、「日本が好きになる歴史授業」を実践研究してきた。
現在は授業づくり JAPAN さいたま代表として、ブログや SNS で運動を進め、各地で、またオンラインで「日本が好きになる!歴史授業講座」を開催している。
著書に『新装版 学校で学びたい歴史』(青林堂)『授業づくりJAPANの日本が好きになる!歴史全授業』(私家版) 他、共著に「教科書が教えない歴史」(産経新聞社) 他がある。

【ブログ】
齋藤武夫の日本が好きになる!歴史全授業
https://www.saitotakeo.com/

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