田村浩也さんが主宰する「ひみつの図書室」が近現代史の4回連続講座を企画してくれて、その1回目「明治維新編」が無事終わりました。6月26日(土)です。
伊丹の会場に15人ほどライブ参加しその他数名がZOOM出参加し、それ以外は録画された動画を見るというかたちで、田村さんはハイブリッド講座だとおっしゃっていました。参加総数は30名。ぼくは埼玉の書斎からZOOMでやりました。いろいろ考えるものです。感心しました。
小中高校の現役教師が15名で、大阪の先生が6人、兵庫が3人、京都・神奈川・新潟・愛知・シンガポール日本人学校などでした。それ以外も塾などの教育関係者がほとんどでした。
初めての方がほとんどでとてもいい反応でした。多くの方が4回全部出席という熱心さに感激しました。
内容は以下の通りです。
1 入門「歴史を他人事ではなくわがこととする」と「日本は2回国づくりをしたという物語」
2【基礎知識1】世界最強の戦国日本が大軍縮をした江戸時代・同時代の西洋の動き
幕末の列強の動き・アヘン戦争・日米和親条約
【授業1】「日米修交通商条約と不平等条約」
【問題1】あなたが幕末の誇り高い武士だったらどちらに立つか?
A 尊王攘夷運動派 B 公武合体派(尊王開国派)
3【基礎知識2】尊攘運動と長州の動き・下関戦争と高杉晋作
【授業2】「生麦事件と薩英戦争」
【問題3】あなたが大久保利通だったら「イギリスの要求」をどうするか?
A 要求に従う B 賠償金は払うが「犯人」は渡さない C 要求を拒否する
4【基礎知識3】薩長同盟・大政奉還・王政復古・江戸城
【授業2】「生麦事件と薩英戦争」
【問題3】あなたが大久保利通だったら「イギリスの要求」をどうするか?
A 要求に従う B 賠償金は払うが「犯人」は渡さない C 要求を拒否する
こういうスタイルは初めてですがなんとかなるもんでした。ただ解説するよりも、基礎知識をごく簡単につないで、やはり授業をちゃんとやることが大事だとわかりました。
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