「日本の歴史を学んで」4(中2男子)



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「日本の歴史を学んで」4(中2男子)

僕は2年間の国史の学習で歴史の多面的な魅力を感じました。

しかし、多すぎるので、感じたものの一つを挙げるとすれば「その事をどのような心情で行ったのか?」という道徳的なものです。

一つ例を挙げるとすれば、硫黄島の戦いの回でした。

栗林中将は、死者や負傷者をなるべく出さないようにするべく「モグラ作戦」を決行しました。

しかし、その作戦は自力で穴を掘り進めることをしなければならず、労力が必要でした。

その時、彼はただ自分が指示を出すだけでなく、自分も穴を掘り進める作業を手伝いました。

また、飲料水や食料を部下達と同じ量だけしか取得しないように心がけました。

そして、苦しい中で数的有利だった連合軍に実質的に勝利しました。

彼の部下思い、謙虚、誠実、冷静な人柄は必要不可欠でした。

僕は特に心を打たれました。

2年間の授業では、「全員参加で全員意見を述べる」ということを多くやったなと思います。

それは毎度とても楽しかったしためになると思いました。

なぜためになるかというと、全員が自分の意見を持つことができ、自分の考えを持つことができ、それらのことによって、本当の考える力を身につけられたからです。

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この記事を書いた人

昭和24年、埼玉県生まれ。昭和59年、大宮市の小学校教員に採用される。大宮教育サークルを設立し、『授業づくりネットワーク』創刊に参画。冷戦崩壊後、義務教育の教育内容に強い疑問を抱き、平成7年自由主義史観研究会(藤岡信勝代表)の創立に参画。以後、20余年間小中学校の教員として、「日本が好きになる歴史授業」を実践研究してきた。
現在は授業づくり JAPAN さいたま代表として、ブログや SNS で運動を進め、各地で、またオンラインで「日本が好きになる!歴史授業講座」を開催している。
著書に『新装版 学校で学びたい歴史』(青林堂)『授業づくりJAPANの日本が好きになる!歴史全授業』(私家版) 他、共著に「教科書が教えない歴史」(産経新聞社) 他がある。

【ブログ】
齋藤武夫の日本が好きになる!歴史全授業
https://www.saitotakeo.com/

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