「日本の歴史を学んで」2(中2男子)



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「日本の歴史を学んで」2(中2男子)

 

やってきた中で一番面白かったのは、近代日本になったあたりからだったように思う。

小学校で大ざっぱにに教えられた内容だと、日本が悪かったとか、日本のせいで戦争が始まったとか、あたかも日本とドイツ・イタリアなどがすべて悪かったかのようなイメージを植え付けられていたような感じ。

それがアメリカによって変えられた教育だとわかると腹が立ってくる。

今の日本がアメリカに対してへこへこしていて弱いのは、前からの支配が原因だとわかったのでさらに悔しい。 今の日本には天皇中心という意識が少し薄くなっているような感じがしてならない。

先代の偉大な日本人たちは、天皇がどうなるかわからないという理由だけで、降伏をせずに戦い抜くくらい、天皇のことを大切に思っていた。

天皇のためならば命も捨てられる。 ものすごい覚悟を持った勇敢な戦士だったと思う。

残念だけど、今の日本は平和ボケして、そんな危機に直面することもない。

守られる側の弱い国になっている。

ほとんどの人が先代のような覚悟を持っていないだろう。

これもアメリカに塗り替えられた日本人の意識で、これも悔しさを感じる。

明治維新のとき、日本は小さな島国で、大昔は中国の属国になるかも知れなかったこの国を、先代はがんばってがんばって大国に育て上げた。

これは先代の血のにじむような地道な努力で成し遂げられたことで、日本人の底力を感じる。

このときの日本人は、国民もふくめてみんなが「この国を変えるんだ!」という強い意識を持っていた。

今日の日本は経済的には大国であっても、外交や力は小国のように自分にはうつる。

今、国の全員が意識を変え、第二の維新を起こさなくてはいけないんじゃないかと自分は考える。

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この記事を書いた人

昭和24年、埼玉県生まれ。昭和59年、大宮市の小学校教員に採用される。大宮教育サークルを設立し、『授業づくりネットワーク』創刊に参画。冷戦崩壊後、義務教育の教育内容に強い疑問を抱き、平成7年自由主義史観研究会(藤岡信勝代表)の創立に参画。以後、20余年間小中学校の教員として、「日本が好きになる歴史授業」を実践研究してきた。
現在は授業づくり JAPAN さいたま代表として、ブログや SNS で運動を進め、各地で、またオンラインで「日本が好きになる!歴史授業講座」を開催している。
著書に『新装版 学校で学びたい歴史』(青林堂)『授業づくりJAPANの日本が好きになる!歴史全授業』(私家版) 他、共著に「教科書が教えない歴史」(産経新聞社) 他がある。

【ブログ】
齋藤武夫の日本が好きになる!歴史全授業
https://www.saitotakeo.com/

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