第1回小中学校教員向け「日本が好きになる!歴史全授業講座」入門編
令和3(2021)年2月21日(日) 13:30~16:00
Zoomによるオンライン講座
参加者 25名(教師21名一般4名)初参加の教師9名
群馬2 広島2 山梨1 新潟3 神奈川2 千葉6 長野1 長野1 東京1 栃木1 兵庫1 ウエールズ1)
【プログラム】
1 楽しい歴史授業のキモは「リーダーになって考える発問」
・ブレイクアウト ① 縄文の村のリーダーになって考え、話し合ってみましょう
2 日本が好きになる歴史授業の教材・・・日本の素晴らしさ・独自性を教えよう
・ブレイクアウト ② 留学生が海外で一番受ける質問は「天皇って何?」だそうです
あなたはどのくらい知っていましたか?
3 日本が好きになる歴史授業づくり・・・落とし穴は「戦争」など外国とのせめぎあいの授業です
先人の迷いや選択に共感できるような流れにします
・ブレイクアウト ③ 鎖国に至るリーダーたちの思考や選択が理解できましたか?
感想を話し合ってみましょう
4 日本が好きになる歴史授業に欠かせない導入の授業「命のバトンと国づくりのバトン」
・ブレイクアウト ④ 歴史は「わがこと」が実感できましたか?感想を話し合いましょう
5 【おわりに】日本が好きになる歴史授業を学んだ子供たち
【参加者の感想文】
◆本日も有り難うございました。改めて、齋藤先生の歴史授業の根幹を学び、早く次の追試する機会を得たいなぁと思いました。
今回の講座で一番心に残ったことは、「自分の人生は自分で決める」「御先祖様に共感する」ということでした。
主権者教育が求められる今、これまでの歴史的事実を自分ごととして捉え、自分なりに選択し、結論を出すという流れは、まさに主権者教育だと感じます。齋藤先生の歴史を学ぶことで、これからは自分が国づくりのバトンを受け継ぐのだという意識が強く芽生え、国が我が事になっていったと追試をしながらも感じました。
また、自虐史観で学んでしまうことの罪深さも改めて感じました。子供たちの心を正しく育んでいくためにも、まずは御先祖様に共感できるような授業をしていかなければいけないのだと強く思いました。そして、自我を確立するまでの小学校段階という責任ある教職の立場にいる私自身、自覚を持って授業をしていきたいと思いました。
まだまだ知識不足で、未熟な私ですが、これからも日本が好きになる歴史授業を追試実践していきたいと思います。少しでも多くの子供たちが、御先祖様に感謝の思いを持ち、これからの国づくりのバトンを受け継いでいってもらえるように、一教員として尽力していきたいと思います。これからもどうぞ宜しくお願いいたします。今日も本当に有り難うございました。
◆今日はありがとうございました!
歴史が好きなのですが、子どもたちとの授業に関してはなかなか難しく感じることもありました。先生の授業を受けていたら、子ども達が変わりそうだ!と感じながら今日の講座を聞かせていただきました。
リーダーになって考えるという視点、自分の属している国を肯定的にという考え方が心に残りました。特に、教科書では伝えきれない部分。ここは、自分自身の勉強が必要だと改めて実感しました。今日の講座で新発見がいっぱいです。
他にも学習の進め方は歴史の授業に限らずどの場面でも取り入れていけそうなので、自校の職員と共有したいと思います。
今日は本当にありがとうございました!またの機会を楽しみに、授業作りなど頑張ります(^^)
◆本日はありがとうございました。
命のバトン、日本のバトン。私は日本人として『伝承・伝達』をしなければいけないと考えています。
先人たちが大切にしてきたことは何か、守り抜いてきたことは何か。日本が伝え続けてきたことは何か。これらのことを、歴史に学ぶことできちんと受け継ぎたいです。そして、次代の子供たちにしっかりと伝えていきたいです。
斎藤先生の講義を受けて、今の時代を生きる日本人の1人としての役割を改めて感じることができました。
◆本日はありがとうございました。
私自身、歴史について詳しくなく、授業をするにあたり不安な気持ちを持っています。
今日のお話をお聞きして、ただ歴史を教えるのではなく、日本国と自分自身との繋がりを知ることで、子どもたちは歴史を「自分には関係のない昔のこと」ではなく、「自分にも関係のある自分事」として興味を持って授業を受けられるだろうなと感じました。
子どもたちに教えたい!と思う気持ちもありますが、私が知りたい!という思いを、今、持っています。
4月からのご講座も、ぜひ参加させて頂きたいと思います。
また、本を購入させて頂きたいです。よろしくお願いします。
本日は、ありがとうございました。
◆今日は、ありがとうございました。
自分が日本人であることに
幸せだと改めて感じました。
ご先祖様から繋げていただいた命を
これからも大切にしながら
この仕事を、
自分の人生を生きていこうと
思いました。
そして
大好きな子ども達が、
自分らしく
日本を大切にしながら
ご先祖様を大切にしながら
生きていけるよう
明日からの授業に生かしていきます。
音楽でもできることはあるし、
今週は、天皇誕生日のことを
少し話してみようと思います。
先生のお話、とにかく楽しくて
あっっっというまでした。
これからも学びたいと思います。
書籍も購入します!
◆この度は、大変に楽しく有意義な「歴史授業入門講座」への参加承諾をありがとうございました。
私は、教員ではないため、今回の教員の方限定の講座が受けられるとは思っておらず、ダメもとでお願いしての
受講となったゆえ、申し訳なさと嬉しい気持ちが入交じりましたが、受けてみればあっという間の楽しい学習時間でした。
歴史を「暗記」として捉え、「受験のために」、「成績のために」勉強してきた私にとって、斎藤先生の「歴史授業」は、これまでの日本の歴史と、日本人と、私のルーツをひっくり返す衝撃な内容でした。
本日の講座を受講しての感想を送ります。
斎藤先生のお人柄がとにかく素敵でした。温かい笑顔と柔らかい語り口調、あぁ、先生は心から楽しいと感じている内容を
私たちに伝えて下さっているんだぁと、お気持ちが学習内容から伝わってきました。
私は、趣味で古事記を時々勉強しています。古事記を教えて下さっている小野善一郎先生のお言葉の中に、「教育とは命がけ」、「古事記を勉強することは自分のいのちを学ぶ事。勉強とは暗記ではなく視座」などがあり、まさに斎藤先生の本日の学習はそれでした。
東大寺が3回ほど大火事にあったにも関わらず、近くの正倉院は無事だったというお話にも大変感動致しました。
「誰かが必死で燃えてしまわぬ様に守った」ということすら想像したことがなかった自分に呆れてしまいましたが。
古事記でも学んだのですが、日本人は、自然や物に神様を見ていたということが、「物を大切に扱う」事になったり、「自然と共に生きる」というものに繋がり、正倉院の「守る」ということにも関係しているのではなかろうか、と、思ったりしました。
また、私はハワイの神話なども学んでいるのですが、ハワイ諸島に昔から住んでいる人達は、自分達のルーツを神話を通して、みんな知っているんだそうです。
…それに比べて、我々日本人は、私たちのルーツにまつわる神話はおろか、歴史ですら他人事ですものね。上手く言えませんが、先生からの学びを今後も深めて、自分なりに深め、それを少年鑑別所や少年院たちの彼等に発信していきたいと思っております。かれらの「あるがまま」の自己肯定感に灯をともしてあげて、社会に送り出したいと、強く思いました。
私たち日本人のほとんどが、どこかで同じご先祖様、というのは、とっても感動致しました。
そう考えると、どこかで困っている人がいた時、すっと手を差し伸べられる自分になれそうです。また、ムカっとした時でも、
「ご先祖様は一緒かも」と思うことで、やり過ごすことが出来そうです。
今後も先生の学びに、出来る限り参加して参りたいと思います。
何卒よろしくお願い致します。
なんだか支離滅裂な感想になってしまい、すみませんでした。
でも、私としては、私がいま、なんとなく興味を抱いて飛びついている内容が線で繋がったような感じで
嬉しい気持ちです。
◆本日は充実した時間をありがとうございました。
私自身の歴史認識、また社会科の教え方に関する認識が大きく変化した一日でした。
特に印象に残ったことは二つです。一つ目は、子どもたちの歴史認識が、アイデンティティに影響を与える、ということです。確かに言われてみれば所属する居場所が悪いと言われれば、暗くなって当然です。クラス、班、チームが批判されることによる自己肯定感の低下については、私も理解していましたが、国という広さでは考えたこともありませんでした。
二つ目は、主権者教育であるということです。その時代時代のリーダーになったつもりで考える経験は、国のことを考える機会になるだけでなく、今後の進路選択にもつながると考えられます。また、誰かについていくのではなく、自分で選択する。その大切さについての先生の語り、大変勉強になりました。今後、討論形式の授業をする際には、生かしていきたいと思います。
主体的に考え、前向きに反省し、成長していける子を育んでいきたいと思います。今日は、本当にありがとうございました。
◆本日は学びの機会を提供していただき、ありがとうございました。
久々に齋藤先生の講義に参加させていただいて、感無量でした。
雑誌「致知」で齋藤先生の記事を拝見して、内容に感動して、また授業を受けたいと思っていました。
「シュペングラーの言葉」、「自我を確立するまではあたたかい歴史を教える」、「自分は日本人なんだ、あるがままの自分でいいんだ、自分が生まれてきたことに誇りをもつことによる自己肯定感」など齋藤先生がこれまで訴え続けていることを改めて拝聴できて、身が引き締まる思いでした。
ご先祖様が迷いながらも歩んでこられた歴史が好きになる授業を実践していくことが微力ながら私の使命なんだと改めて感じました。
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