拉致の授業メモ 2(誰が なぜ どのように)



日本史ランキング
クリックお願いします!別ウィンドウが開きます

誰が日本人を拉致したのか

・北朝鮮の様々な政府機関が日本人(在住の外国人)を拉致した。
・命令したのは金日成・金正日・金正恩だと考えられている。
・拉致には、無理矢理さらわれた、だまされて連れて行かれた、だまされて本人の意志で行った、などのケースがある。
・密入国した北朝鮮の工作員(前々から潜入して準備する者・直前に入国して船を用意する者など)
・国内の北朝鮮の組織(朝鮮総連など)在日朝鮮人の協力者
・北朝鮮に協力して手引きする日本人(チェチェ思想研究会など)
・赤軍派よど号乗っ取り犯やその妻
 
 
 
拉致の目的
・北朝鮮は、必要なものは、物であれ人であれ盗んでくればいいと考える国家だから。
・潜入する工作員を日本人らしくするために、拉致した日本人に教育させる(日本語・習慣・文化など)
・身寄りのない日本人を拉致して、潜入工作員がその人の戸籍を乗っ取り成り代わる(背乗り)
・科学者、特定の技術者(偽金づくりなど)、若い女性、看護婦、アベック、その他諸々
 
 

どのように拉致したのか

A 集団で襲いかかり、猿ぐつわをはめ、袋に詰め、船に運ぶ。
  (富山で起きた拉致失敗事件の証言)
B あらかじめ拉致する人を決める・その友人または顔見知りをつくる・友人が彼(彼女)を誘い出す・拉致する
・AよりもBの方がはるかに多かったと考えられる。
・帰国した5人はその状況などを明らかにしていない(少なくとも警察はそう言っている)。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

昭和24年、埼玉県生まれ。昭和59年、大宮市の小学校教員に採用される。大宮教育サークルを設立し、『授業づくりネットワーク』創刊に参画。冷戦崩壊後、義務教育の教育内容に強い疑問を抱き、平成7年自由主義史観研究会(藤岡信勝代表)の創立に参画。以後、20余年間小中学校の教員として、「日本が好きになる歴史授業」を実践研究してきた。
現在は授業づくり JAPAN さいたま代表として、ブログや SNS で運動を進め、各地で、またオンラインで「日本が好きになる!歴史授業講座」を開催している。
著書に『新装版 学校で学びたい歴史』(青林堂)『授業づくりJAPANの日本が好きになる!歴史全授業』(私家版) 他、共著に「教科書が教えない歴史」(産経新聞社) 他がある。

【ブログ】
齋藤武夫の日本が好きになる!歴史全授業
https://www.saitotakeo.com/

コメント

コメントする

目次