歴史授業講座46「日中戦争(シナ事変)③「南京大虐殺」についての5つの事実」



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「南京大虐殺」は東京裁判で「人道に対する罪」として裁こうとしましたが、証拠が伝聞ばかりで有罪にできなかった案件です。
連合国検察側はナチスのユダヤ人大虐殺に相当する日本軍の悪行としてプロパガンダしたかったのですが、それができなかったわけです。
したがって、東京裁判の罪状は「平和に対する罪(侵略戦争)」と「通常の戦争犯罪(従来の戦時国際法違反)」でした。日本は「人道に対する罪」はなかったという結論でした。
このとき「南京大虐殺」もんだいは終わっているのです。
 
「平和に対する罪」は事後法であって認められませんが、よしんばそれで裁いたとしたら連合国も同罪です。「戦時国際法違反」は連合国のほうが遥かに悪逆だったのですから問題になりません。
そもそも東京裁判自体が勝者のプロパガンダであり、情報統制のためのショーでした。

 
それを無視して、1970年代から歴史戦争を始めたのが中国共産党でした。
日本人は本多勝一の『中国への旅』などに始まるプロパガンダにひっかかって、教科書にも載せる過ちを犯しました。その過ちは現在も続いています。
 
日本国民は「南京大虐殺」は歴史学上の事実ではなくプロパガンダなのだという基本的な理解を持つことが大切です。
いまだに南京大虐殺があったと言っている日本の現代史学者は中共プロパガンダの工作者
またはプロパガンダにはめられてしまった者たちなのです。
学校教育でもこの扱いを広めていきたいと考えています。

 

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この記事を書いた人

昭和24年、埼玉県生まれ。昭和59年、大宮市の小学校教員に採用される。大宮教育サークルを設立し、『授業づくりネットワーク』創刊に参画。冷戦崩壊後、義務教育の教育内容に強い疑問を抱き、平成7年自由主義史観研究会(藤岡信勝代表)の創立に参画。以後、20余年間小中学校の教員として、「日本が好きになる歴史授業」を実践研究してきた。
現在は授業づくり JAPAN さいたま代表として、ブログや SNS で運動を進め、各地で、またオンラインで「日本が好きになる!歴史授業講座」を開催している。
著書に『新装版 学校で学びたい歴史』(青林堂)『授業づくりJAPANの日本が好きになる!歴史全授業』(私家版) 他、共著に「教科書が教えない歴史」(産経新聞社) 他がある。

【ブログ】
齋藤武夫の日本が好きになる!歴史全授業
https://www.saitotakeo.com/

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