歴史授業講座 34「伊藤博文と大日本帝国憲法(前半)」



日本史ランキング
クリックお願いします!別ウィンドウが開きます
教科書では「大日本帝国憲法」は悪い憲法だと書いてあります。
天皇陛下の独裁政治みたいなイメージです。
民主主義は昭和20年にアメリカから教わったことにするためです。
その正しい民主主義の憲法が「日本国憲法」の国民主権だと教えるためです。
 
これは間違いです。
あるいは日本国憲法が国際法違反の押しつけ憲法であることを隠すための意図的なウソです。大日本帝国憲法をおとしめて教えるのも、東京裁判史観の延長だと言えます。日本の侵略戦争は大日本帝国憲法のせいなのだと。
そしてGHQの占領統治はすばらしかったと教えるためなのです。
 
実際の大日本帝国憲法は当時最先端のりっぱな憲法でした。
ある意味ではプロシャの憲法よりも民主的な憲法でした。
予算も法律も国会の議決で決定します。
天皇の統治権の行使はすべて国務大臣の輔弼が必要です。
国民の権利も当時の世界の常識以上に認められていました。
だからこそ大正時代の『憲政の常道-大正デモクラシー』が成立していくのです。
学校でウソを教えるのはやめましょうね。
 
 

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

昭和24年、埼玉県生まれ。昭和59年、大宮市の小学校教員に採用される。大宮教育サークルを設立し、『授業づくりネットワーク』創刊に参画。冷戦崩壊後、義務教育の教育内容に強い疑問を抱き、平成7年自由主義史観研究会(藤岡信勝代表)の創立に参画。以後、20余年間小中学校の教員として、「日本が好きになる歴史授業」を実践研究してきた。
現在は授業づくり JAPAN さいたま代表として、ブログや SNS で運動を進め、各地で、またオンラインで「日本が好きになる!歴史授業講座」を開催している。
著書に『新装版 学校で学びたい歴史』(青林堂)『授業づくりJAPANの日本が好きになる!歴史全授業』(私家版) 他、共著に「教科書が教えない歴史」(産経新聞社) 他がある。

【ブログ】
齋藤武夫の日本が好きになる!歴史全授業
https://www.saitotakeo.com/

コメント

コメントする

目次