59位間目 満州事変と満州帝国(第5章世界の中の日本の5)



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ここから昭和の戦争の授業です。

「日本が好きになる!歴史授業」には5つの基本原則があります。
 
その3はこうです。
「外国との交際・トラブル・戦争などの授業」では先人の立場に立って考える授業づくりをする。最終的に先人の苦悩や決断やその結果について共感的な理解(これは必ずしも賛成を意味しない)ができるような授業をつくる。
 
いまはどうかわからないが、
帝国主義時代の戦争までは国際法上は「国家と国家の、軍隊どうしによる決闘」だったわけだから、オリンピックやワールドカップの国家代表チームの戦いと同様、自国の代表の応援席につかなければ子供の心は納得しない。
 
日本の教師は、それを無理やり客観的に見なさいとか、敵国の立場に立って見なさいとか、ひどいのになると敵応援席から敵を応援しなさいといった授業をつくってきた。
 
「日本は悪い国だね」とか「日本の選手はずるいね」とか「日本の選手は残虐だね」とかウソまで教えて。
 
その結果、子供の自我形成はゆがみ、自己肯定感は削られ、若者の自殺率はずっと世界でトップの成績である。
 
そろそろ考え方を改めましょう!
学校や教師が子供をいじめてはいけません。
 

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この記事を書いた人

昭和24年、埼玉県生まれ。昭和59年、大宮市の小学校教員に採用される。大宮教育サークルを設立し、『授業づくりネットワーク』創刊に参画。冷戦崩壊後、義務教育の教育内容に強い疑問を抱き、平成7年自由主義史観研究会(藤岡信勝代表)の創立に参画。以後、20余年間小中学校の教員として、「日本が好きになる歴史授業」を実践研究してきた。
現在は授業づくり JAPAN さいたま代表として、ブログや SNS で運動を進め、各地で、またオンラインで「日本が好きになる!歴史授業講座」を開催している。
著書に『新装版 学校で学びたい歴史』(青林堂)『授業づくりJAPANの日本が好きになる!歴史全授業』(私家版) 他、共著に「教科書が教えない歴史」(産経新聞社) 他がある。

【ブログ】
齋藤武夫の日本が好きになる!歴史全授業
https://www.saitotakeo.com/

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