10/31(バベル)



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だるくて何もする気がなかったので、TSUTAYAで「バベル」を借りた。

何も知らず、ああケイト・ブランシェットが出てるなあと選んだんだが、びっくり。
久しぶりに身体ごともっていかれた。
原案・脚本・監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。
知らない人だったが、これでカンヌで監督賞を取った。
カメラと音楽も凄い。

世界が絶望していることがわかる。
その絶望がどんな種類のものかもわかる(気がする)。
そして、かすかだが希望があることも。

グローバル資本が世界を侵していることは確かだが、それがわが愛する資本主義の現段階であることは疑いない。
そして、資本は国家主権(日本であれアメリカであれ同じように)を侵そうとし、侵してきたことも疑いない。
それが、アメリカが日本を侵しているように見えるのは、まあ事実として属国だからだろう(と思う)。

聖書のバベルの塔は言葉が通じないので世界は滅びるという話だったろうか。
とにかくもの凄い才能を持った監督です。

こんなコメント(この映画についてではないらしいが)を見つけた。
「人は失ったもので形成される。人生は失うことの連続だ。失うことでなりたかった自分になるのではなく、本当の自分になれるのだ。」
むむ。
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tydt/id325136/

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この記事を書いた人

昭和24年、埼玉県生まれ。昭和59年、大宮市の小学校教員に採用される。大宮教育サークルを設立し、『授業づくりネットワーク』創刊に参画。冷戦崩壊後、義務教育の教育内容に強い疑問を抱き、平成7年自由主義史観研究会(藤岡信勝代表)の創立に参画。以後、20余年間小中学校の教員として、「日本が好きになる歴史授業」を実践研究してきた。
現在は授業づくり JAPAN さいたま代表として、ブログや SNS で運動を進め、各地で、またオンラインで「日本が好きになる!歴史授業講座」を開催している。
著書に『新装版 学校で学びたい歴史』(青林堂)『授業づくりJAPANの日本が好きになる!歴史全授業』(私家版) 他、共著に「教科書が教えない歴史」(産経新聞社) 他がある。

【ブログ】
齋藤武夫の日本が好きになる!歴史全授業
https://www.saitotakeo.com/

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