毎日新しいことを知るとそのたびに何年か何ヶ月か前の愚かさというものがわかります。しかしそれは何かしら考えるようになった若い頃から今日までずっと続いていて、おそらくもうしばらく続くでしょう。
何日か前に安倍総理の演説の感想を書きました。
やっぱり靖国神社にもお参りにならず、それもがっかりしました。
私は頭に血が上りやすいタチですので「裏切られた」気持ちにもなりました。
しかし、急ぐのは待ちましょうと自分に言ってみます。
私たち、私どもの世代より上の日本人はみなこの日本に責任を負っています。
自分らが生きてる時代になんとかなるんじゃないかなんて甘えた夢は棄てた方がいいのだろうとと思いました。
ことの本質は歴史戦争です。
憲法問題も全てそうです。
私は20年東京裁判に抵抗する歴史授業をやってきましたが、結果は出せませんでした。
それは歴史教育界、歴史学会、そして教育現場の空気のすべてが東京裁判史観だからです。
彼らが教育界を支配していて、教員の歴史観も、児童生徒が読む本も、教科書も、視聴覚教材もすべて汚染されています。
これは左翼は関係ありません。
むしろ保守の方々です。
だから「教育基本法」が変わっても、びくともしませんでした。
国際社会の常識も行き着くところは東京裁判史観だと思います。
いまは特亜が目立っていますが、アメリカもヨーロッパも。
ドイツこそニュルンベルグ裁判が前提ですから、最強の敵になります。
これをひっくり返すのはたいへんなことだろうな感じています。
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