アニメ「風立ちぬ」



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宮崎駿監督の「風立ちぬ」を見てきました。

宮崎さんはプロデューサーの鈴木さんといっしょ公開前に政治的なメッセージを出しました。反原発・GHQ憲法改正反対・憲法9条を守れ等々。
それで左巻の人たちが喜んでこれを持ち上げたという経緯があります。

私も、もうジブリはいいか・・・と思い、あまり見に行く気も来ませんでした。
でも作者のイデオロギーと作品は別だという考えもあり、結局見ることにしました(才能ある作家ならば)。

一言で言うと、よかった!です。
とりわけ婚礼の場面は涙でした。
「風立ちぬ」は傑作として残ると思います。

1 大震災から大東亜戦争までの日本人の日常をありのままに描いています。
  (できている文学・映画はこれまでの日本にはほとんど無いとおもいます)

2 同じ時代の、明朗で心優しく、勇気と向上心に富み、凜として美しい大正昭和の日本人を、心を込めて描いています。

3 そして、なんといってもこの作品の肝は言葉です。いまはもうすっかり失われてしまった、彼らの話す言葉(国語)のなんと美しいことでしょうか。その美しさ  には始めから終わりまで心が震えるほどです。

絵も音楽もすばらしかったが、見ながらずっと思っていたのは上の3つです。
そんなわけでみなさんにもお勧めしておきます。

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この記事を書いた人

昭和24年、埼玉県生まれ。昭和59年、大宮市の小学校教員に採用される。大宮教育サークルを設立し、『授業づくりネットワーク』創刊に参画。冷戦崩壊後、義務教育の教育内容に強い疑問を抱き、平成7年自由主義史観研究会(藤岡信勝代表)の創立に参画。以後、20余年間小中学校の教員として、「日本が好きになる歴史授業」を実践研究してきた。
現在は授業づくり JAPAN さいたま代表として、ブログや SNS で運動を進め、各地で、またオンラインで「日本が好きになる!歴史授業講座」を開催している。
著書に『新装版 学校で学びたい歴史』(青林堂)『授業づくりJAPANの日本が好きになる!歴史全授業』(私家版) 他、共著に「教科書が教えない歴史」(産経新聞社) 他がある。

【ブログ】
齋藤武夫の日本が好きになる!歴史全授業
https://www.saitotakeo.com/

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