昭和の戦争ノート2



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福沢諭吉の脱亜論は、
シナと朝鮮を前にしたら列強の立場しか選べないという決断でした。

日清戦争と日露戦争は、まさにその決断の実践でした。

日本は国土防衛的な選択から韓国を併合し、
白人種列強と同じテーブルに着きます。

英国は言います。
「日本は朝鮮を統治せよ、われはインドを統治しよう」
フランスは言います。
「日本は朝鮮を統治せよ、われはインドシナを統治しよう」
アメリカは言います。
「日本は朝鮮を統治せよ、われはフィリピン、グアムを統治しよう」

(しかし、キミらの東南アジアと日本の朝鮮半島では、意味が違うでしょう・・・)

また、たった一人の黄色人種国日本は黄禍論と出会います。
カリフォルニアでは日本人排斥運動があらわになります。

孫文らは日本に学び、シナに革命を起こします。
日本政府は清朝につき、
民間人(宮崎滔天や北一輝)は革命側につきます。

こうして日本の進路は分裂していきます。

同じ選択をしても、その意味が分裂していきます。

林房雄のいう日本であるが故の宿命でした。

帝国主義(この用語はまだ有効でしょうか?)と
アジア主義
と言っていいでしょうか。

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この記事を書いた人

昭和24年、埼玉県生まれ。昭和59年、大宮市の小学校教員に採用される。大宮教育サークルを設立し、『授業づくりネットワーク』創刊に参画。冷戦崩壊後、義務教育の教育内容に強い疑問を抱き、平成7年自由主義史観研究会(藤岡信勝代表)の創立に参画。以後、20余年間小中学校の教員として、「日本が好きになる歴史授業」を実践研究してきた。
現在は授業づくり JAPAN さいたま代表として、ブログや SNS で運動を進め、各地で、またオンラインで「日本が好きになる!歴史授業講座」を開催している。
著書に『新装版 学校で学びたい歴史』(青林堂)『授業づくりJAPANの日本が好きになる!歴史全授業』(私家版) 他、共著に「教科書が教えない歴史」(産経新聞社) 他がある。

【ブログ】
齋藤武夫の日本が好きになる!歴史全授業
https://www.saitotakeo.com/

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