特攻隊員の遺書



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今日は終戦外交と終戦の授業をやって、最後に特攻隊員の遺書を読みました。

生徒の感想をいくつか紹介します。

●私はこれらの戦争を本で読んだことがあります。その中でも特攻隊が取り上げられていました。その仕組みを知ったときは驚きましたが、祖国を守るため(愛国心)という気持ちが痛いほど伝わってきました。当時の状況が頭に浮かびました。日本人としてしっかり理解したいと思います。

●とても大きな戦争をしてしまったことはまちがいだと思います。ですが、日本のために死ぬことを誇りに思う人たちがいたことは、日本の誇りだと思います。私もあきらめない気持ちをみならいたいと思いました。また日本は自分の欲で戦争をしたわけではないと知ってうれしかったです。

●望んで死ぬ人たちはいませんでしたが、皆死に対して誇りを持っていました。そのことに、素晴らしい、美しいと感じると同時に、悲しいと思いました。

●みんな色々な思いで戦争に行ったのだとわかりました。自分のことより人のことを考えるような人々の優しさが伝わってきました。このような人たちの命がうばわれたなんておかしいと思います。

●みんな自分の命をかけて戦っていたということを改めて知りました。いままで日本を守ってきてくれた先祖の方々の分まで生きなければならないと思いました。

●ぼくは、戦争でたくさんの人が犠牲になったけれど、日本人は国のために自分の命をささげられるすごい民族なんだと思いました。これからも、日本人であることを誇りに思い、戦争の脅威をぼくの子孫に伝えて行きたいです。

●先祖の皆さんに、自分の身を犠牲にして戦ってくれた皆さんに感謝します。皆さんがいたからこそ今の自分がいるんだと思っています。

●長く苦しい戦争でとてもつらかったと思う。もし自分があの場にいたらどうしていたか。祖国のために死ぬことができたかは分からない。ただ一つ言えるのは、平和を信じなければならないと思った。

●先祖のおじいちゃん、おばあちゃんが頑張ってたからこそ、今の自分がいると思います。なので、精一杯、人生を生きていこうと思いました。日本は強い(精神面で)と思いました。戦争はよくないことだけど、あきらめなかった日本はカッコイイと思います。

年度が新しくなったら、中学校の授業も紹介していきたいと思っています。

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この記事を書いた人

昭和24年、埼玉県生まれ。昭和59年、大宮市の小学校教員に採用される。大宮教育サークルを設立し、『授業づくりネットワーク』創刊に参画。冷戦崩壊後、義務教育の教育内容に強い疑問を抱き、平成7年自由主義史観研究会(藤岡信勝代表)の創立に参画。以後、20余年間小中学校の教員として、「日本が好きになる歴史授業」を実践研究してきた。
現在は授業づくり JAPAN さいたま代表として、ブログや SNS で運動を進め、各地で、またオンラインで「日本が好きになる!歴史授業講座」を開催している。
著書に『新装版 学校で学びたい歴史』(青林堂)『授業づくりJAPANの日本が好きになる!歴史全授業』(私家版) 他、共著に「教科書が教えない歴史」(産経新聞社) 他がある。

【ブログ】
齋藤武夫の日本が好きになる!歴史全授業
https://www.saitotakeo.com/

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